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闘病の経緯
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アルは5歳くらいまで、大きな病気をしませんでした。もうすぐ5歳になるかという頃、陰部の腫れが現れました。副腎腫瘍です。リュープリン注射やメラトニンの投与で闘病中、今度は膀胱炎を2度、さらに子宮断端膿瘍を患いました。詳しくは病気と予防を見てください。
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最終的に3年ほどの闘病生活の末、彼女は一足先に天国へ行きました。写真は子宮断端膿腫の手術の時のもの。赤い大きな膀胱の下に少し濁った色で見えているのが膿腫。
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最後の様子
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12月7日。本日、午前11時35分頃、アルが天国へ旅立った。満7歳8ヶ月。
【11時25分頃】
目が覚めて枕元の時計を見る。今日は天神へ買い物に行くつもりだったし、この時間だからおき出してアルの様子を見る。ハンモックの上にほんの少しのウンチがこすれたように付いている。その横にはおしっこの跡があった。ハンモックの上にしばらくいて粗相してしまったのだろう。アルはケージの2階部分で「出して」と見上げているので、下の出入り口を開けると、降りてこようとしたが、後ろ足が思うようにならないのか、途中で動きを止めた。手を差し入れると手の上に左前足を乗せる。冷たい。それから自力で下へ降りたが、途中足を踏み外し、坂とケージの壁の間に落ち込むように下へ降りた。しばらくじっとしていたので、トイレをしているのかと思ってそのままにしてハンモックを代えるため洗面所へ行って戻ってくると、自力でケージから出て床の上で立とうともがいている。後ろ足が完全に立たないのだろう。そのまま捕まえて、まだ布団に入っていた旦那の横に「後ろ足が完全にたたない」といって預けた。
【11時30分頃】
「アル、どこか行きたいんて」「アルがおかしい!」と立て続けに旦那が叫んだ。あわてて様子を見に行くと、アルは目を見開いて呼吸をやめていた。おそらく心臓発作が起ったのだろう。3回ほど鳴いたと旦那が言った。なでても目は閉じず、わずかに数回、ほんの少し胸が動いた。余韻だろう。それでもしばらく、なでながら、泣いてありがとうと言った。
【11時35分頃】
アルを用意した箱に入れた。ピンクのフリースをひいて中に入れると、まだほんのり温い気がした。一緒にお気に入りだったプピプピを入れた。
【12時00分頃】
FMLJに死亡した旨のメールを書いた。アルにさわるとまだ関節が動いて、寝ているようだった。まだ目は開いていた。ちょうど昨日の夜のように、アルの手足は冷たかった。考えてみると、確かに昨日の夜から危険な状態だったのだろう。体温が下がって意識レベルも低くなっていた。思うようにならない体で何かを探すように動こうとしていたし、ずーっと旦那の膝の上で寝ていた。
【2時00分頃】
焚いていた線香が燃え尽きたので、新しいのをあげるためアルを安置している部屋へ行った。死後硬直が始まって、体は固く冷たくなっていた。目はやっと閉じていた。明日、病院へ連れて行こうと思う。以前、先生に解剖をしたいか聞いてみたら「したい」とのことだったから。他の子たちのためにアルの体が役に立つといいと思う。
アルと過ごした7年8ヶ月は、ほんとうに素晴らしい時間でした。
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解剖所見
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12月8日12:00、解剖のため、アルを病院へ連れて行った。解剖には立ち会った。
[副腎]
右:小指の先(大き目の大豆程度)くらいの大きさ。
左:米粒大。正常か?
[肝臓]
色が若干悪くなっていた。抗生物質のせいか?
[脾臓]
大きくなっていた。通常の1.5倍弱?
[膿腫]
特筆すべきはなし。膿は溜まっていず。
[その他]
尿は溜まっていず。若干、腹水が見られた。
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火葬
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12月8日1:15。火葬にするため、ペット霊園八木山高原へ連れて行った。病院から電話をし、火葬の予約を入れた。園の人は親切に対応してくれた。アルは郵パックの一番小さい箱に入れていったので、そのまま火葬となった。一緒にプピプピと靴下を2枚入れた。
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読経のテープが流れる中、焼香し、係りの人と一緒に黙祷して火葬に移った。50分ほどかかるとのこと。コーヒーを出してくれたので、飲みながら待っていた。隣の部屋には納骨部屋があって、たくさん並んだラックにそれぞれ思い出の品と一緒に骨壷が置かれていた。やはり犬猫が多い。中には狸やセキセイインコなどもあった。ちなみにフェレットの写真はなかった。受付のおばさまが「7年って、長生きしたんですね」と言ってきたので、たぶんフェレットの火葬も何例かしたことがあるのだろう。焼きあがってきたアルの骨は、小さいのだか大きいのだかよくわからない。用意された骨壷に旦那と二人で入れながら、埋め込まれていたチップを探したが、見つからなかった。頭蓋骨はそこそこきれいに残っていて、2本の牙が近くに転がっていた。骨壷の布は赤を選んだ。女の子だったし、この頃は赤い絨毯と赤い毛布の間で寝ていることが多かったから。
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