この日記は、3歳7ヶ月で悪性リンパ腫になったフェレットと飼い主の闘病日記です。幸いなことに、もうすぐ寛解を迎えられそうな雰囲気です。うちのエルの悪性リンパ腫は、【皮膚型】です。発見時は脾臓のリンパ腫が自潰していましたので、ここが始まりだと思われますが、消化器系には出ず、皮膚に出ました。フェレットでは珍しいタイプかもしれません。発覚したと同時に抗癌剤治療を始めました。他の癌と違い、悪性リンパ腫には抗癌剤がよく効くのと、ステロイドの長期投与の後では抗癌剤が効きにくくなるからです。抗癌剤の治療計画(プロトコル)は、アメリカのボストンにあるタフツ大学のメイヤー教授が始めた【フェレット専用の悪性リンパ腫用プロトコル】を使っています。通称「タフツ・プロトコル」と呼ばれるものです。このプロトコルの良いところは、皮下注射(1度だけ筋肉注射)および経口投与での治療だということです。フェレットは、犬や猫のように大きな動物ではありません。したがって、血管も細くなります。犬猫などでやられているCHOP法は、人間の抗癌剤治療などの応用であり、静脈への抗癌剤の投与が必要になってきます。また、このような癌治療における生存率は5年を目安にしますが、人間の5年とフェレットの5年は雲泥の差です。一度寛解を迎えると、そのまま寿命ということになる可能性もあります。
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2007年4月21日
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背中に出来物が出来たのと、脾臓が大きくなっているようなので、病院へ連れて行く。ステロイド剤で様子見をすることになる。
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2007年5月9日
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脾臓が腫れていることから、手術を決定。同時に背中の出来物1つ(皮膚にしこり)を切除することにする。手術日は5月21日の予定。
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2007年5月21日
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脾臓・背中の出来物2つの切除。手術の手配をした時から、さらに1つ新しいものができていた。これは皮膚の下の筋肉の中にできていた。
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2007年5月22日
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退院。組織検査に出したとのこと。抜糸は2週間後。腹部と背部に長い縫い目があり、痛々しい。
体重:0.95kg。
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2007年5月23日
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よく寝て、よく食べる。手術跡が痛々しいし、力が入らないが、2階へ上ろうとするから気が抜けない。夜は旦那が付き添って寝ている。手術前と比較して、ウンチが太く立派になった。脾臓が大きかったのが影響していたようだ。写真は背中の手術後。2箇所縫っている。
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2007年5月25日
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ずいぶんと元気になった。回復が早いが、お腹のところに虫さされのような赤いできものがある(写真緑の円で囲んでいるところ)。どこで刺されたのだろう?
食欲は旺盛で、排便も快調。この調子で体力が戻ってくれるといいな。
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2007年5月28日
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仕事から帰ったら、検査結果が届いていた。3箇所いずれも悪性リンパ腫。組織所見・コメント・城戸先生の解説は次の通り。
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エルフィ、フェレット、3才7ヶ月、避妊メス、脾臓・背部皮下腫瘤
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【組織所見】
脾臓腫瘤は円形細胞の腫瘍性増殖からなります。腫瘍細胞は中型から大型で、円形核を有し、リンパ系細胞に類似しています。腫瘍細胞は異型性を伴い、核分裂像は比較的多く認められます。腫瘍細胞はシート状に増殖しています。腫瘍細胞は自潰しています。背部腫瘤2ヶ所も同様の腫瘍細胞からなります。腫瘍細胞は皮下脂肪組織でシート状に増殖しています。背上腫瘍はマージンやや(+)であり、背下腫瘍はマージン(+)です。これらに明らかな脈間内浸潤は認められません。
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【コメント】
いずれの腫瘤もリンパ系細胞に由来する悪性腫瘍です。根治は困難ですが、薬物療法による延命効果が期待されます。その結果は症例によって様々であり、薬物に対する反応と臨床症状の有無が最も重要な予後因子です。
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【城戸先生の解説】
報告書にあるように悪性リンパ腫でした。リンパ腫は、フェレットによく見られる悪性の腫瘍です。脾臓の腫瘤が自潰していましたので、腹腔内への転移の可能性、また以前からあった背中の腫瘤のそばに、数日で、同じぐらいの大きさの腫瘤が出来たということは、進行度が早い可能性があります。今後の治療ですが、今のところ根治する治療法はありません。抗ガン剤による延命治療になります。抜糸の時に、今後の治療方法をいくつか提示します。もし、呼吸器症状、食欲不振、体表に腫瘤等が見られましたら、早めに来院してください。
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上記から、お腹の『虫刺され』と思っていたのは腫瘍であることが判明。
頭を殴られたようなショックと絶望感で、寝ているエルの顔を見ると涙が出てきた。
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2007年5月29日
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城戸ペット病院に電話。腹部に腫瘍が認められるため、明日、連れて行くことを告げる。『虫刺され』は1円玉ほどの大きさになっている。
ネットでフェレットのリンパ腫について調べてみる。静脈注射を用いないアメリカ・ボストンのタフツ大学のプロトコルがあることを知るが、どこにも情報がない。他にも、ネット上にはフェレット用の抗癌剤のプロトコルが出ているところが少ない。
また、ビバ・フェレットで、サプリメントを漁り、以下を注文。その日のうちに発注したとのメールが届く。
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・アズミラ アシドフィラス(90g)[腸内環境改善] 2,205 円 × 1個
・アズミラ コエンザイムQ10(30カプセル)
[抗酸化、免疫向上・心臓・アレルギー・呼吸器疾患・
ガン予防・老化防止] 5,985 円 × 1個
・アズミラ アレルギースキン&ピンプルディトクス(1オンス)
(日本名)レッドクローバー・フォーミュラ
[ガン・腫瘍] 4,095 円 × 1個
・ナチュラルバランス オールナチュラル ダイジェストエイド(M)
70g 1,575 円 × 1個
・アズミラ コロストラム[免疫初乳]90錠
[免疫力向上・感染のサポート] 6,405 円 × 1個
・ビオストラス アニマストラス(お試し用)10ml 350 円 × 1個
・アペックス 漢方君(500ml) 790 円 × 1個
・BMスクイブ アイソカルプラス 480 円 × 1個
・ソリッドゴールド ポーリンパワー[蜜蜂花粉]M(115ml)
[マルチビタミンミネラル・消化・体調改善] 1,890 円 × 1個
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2007年5月30日
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腹部、抜糸。背部は次週に行うことになった。
悪性リンパ腫の治療方針で、2種類のプロトコルを提示される。いずれも猫用のプロトコルの転用らしい。
腹部腫瘍は1cm×1cm。体重:1.05kg(本当か?)
退院後から3日程度は凄まじい食欲だったが、今は普通に戻った。
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血液検査
赤血球数 7.92 10E6/μl(7.3〜12.18)
赤血球容積 38.50 %(46〜57)
ヘモグロビン 11.50 g/dl(15.2〜17.7)
MCV 48.61 fl
MCH 14.52 %
MCHC 29.87 g/dl
血小板数 855.00 10E3/μl
白血球数 13300 /μl(5600〜10800)
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治療開始。L−アスパラギナーゼ(ロイナーゼ:皮下注射)を打つ。酵素製剤。痛いのか暴れる。後で調べたら、どうもL−アスパラギナーゼは沁みて痛いらしい。人間のリンパ腫のブログなどにたくさん載っていた。なるほど、暴れるはずだ。
同時にプレドニン(ステロイド)の経口投与を開始(5日間)。こちらはホルモン製剤。
さらにサプリメントの投与開始。
食欲はあるが、ほとんど寝ている。
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2007年6月4日
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背部、抜糸。
食欲旺盛だが、ほとんど寝ている。それでも以前よりは動くようになっている。
腫瘍はずいぶん小さくなった。半分くらいの大きさか?
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血液検査
赤血球数 7.26 10E6/μl(7.3〜12.18)
赤血球容積 37.20 %(46〜57)
ヘモグロビン 11.20 g/dl(15.2〜17.7)
MCV 51.24 fl
MCH 15.43 %
MCHC 30.11 g/dl
血小板数 268.00 10E3/μl
白血球数 13700 /μl(5600〜10800)
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やや貧血気味なのは、脾臓がないから?
白血球が多いのは、手術後だから?
体重:0.85kg!前回の体重測定が間違っている?
午前10時:ビンクリスチン(オンコビン:静脈注射)の予定だったが、静脈に入らず、預かりとなる。
夕方、受け取りに行った。
麻酔をして抗癌剤を入れたとのこと。
無事に麻酔から醒めて、いつもどおりの行動のようなエルを連れ帰る。
静脈注射時に麻酔をかけるのは嫌なので、前から気になっていたタフツ大学のプロトコルについて調べていくと、アメリカの獣医が紹介をしているページを発見した。問い合わせれば、プロトコルを教えてくれるということなので、旦那が問い合わせのメールを書いた。
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2007年6月6日
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シクロホスファミド(エンドキサンP)を飲ませる。アルキル化剤。血液の癌に使用される抗癌剤の中でも昔から使用されている薬剤で、マスタードガス系列のものらしい。ちなみに、アルキル化剤はDNAの合成を阻害する抗癌剤。
体重:0.9Kg
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2007年6月7日
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朝、アメリカの獣医さんからメールが届く。タフツ・プロトコルとフェレット換算表とタフツ大の先生の注意書き、それから親切にも自分がしていることを丁寧に書いた物を添付してくれていた。早速、それを城戸先生へ転送する。夜11時半ごろ、城戸先生から返事が来ていた。中に日本で発売していない薬も含まれているとのこと。色々、調べてくれるそうだ。
エルのお腹の腫瘍は、ずいぶん小さくなった。乳首よりやや大きい程度。
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2007年6月13日
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抗癌剤治療のため、病院へ行く。
タフツ・プロトコルを試すことにし、どこから始めるかを検討して、2回目のL-アスパラギナーゼを打つところからすることにした。前回の分量より多い。
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血液検査
赤血球数 7.54 10E6/μl(7.3〜12.18)
赤血球容積 37.50 %(46〜57)
ヘモグロビン 11.20 g/dl(15.2〜17.7)
MCV 49.73 fl
MCH 14.85 %
MCHC 29.87 g/dl
血小板数 1026.00 10E3/μl
白血球数 3200 /μl(5600〜10800)
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血小板数が増えたのは、ビンクリスチンが血小板を増加させる効果があるため?
白血球数が減ったのは、傷が治ったため?ビンクリスチンの「稀に白血球数減少症」が出た?
ちなみに、L-アスパラギナーゼは、白血球を減少させるらしい。
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2007年6月14日
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背中に突起を発見(写真緑円のとこ)。皮膚の下のようだ。リンパ腫の可能性大。
腹部のは変わらず。
バトルをする。
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2007年6月15日
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腹部に新たに腫瘍を発見。直系5mm程度。
抗癌剤が効いていないのか?不安だ。
食欲も排便も良好。バトルをする。
ビバ・フェレットにサプリメントを追加注文。
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・アンチキャンサー
・ビオストラス アニマストラス 100ml
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2007年6月20日
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抗癌剤治療のため病院へ行く。3回目のL-アスパラギナーゼと新たにシタラビン(キロサイド)。
シタラビンは代謝拮抗剤。時間依存性(長く作用させるほど抗癌作用が強くなる)があり、大量投与で中枢神経系などに移行するそうな。
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ちなみに、タフツ・プロトコルでは、シタラビンの薬剤はサイトサールとなっていたが、キロサイドを使った。成分はどちらも同じシタラビンなので問題なし。本来は静脈注射の薬剤だが、寛解維持に皮下注射で投薬をすると取り扱い説明書に書いてあった。
注射時はそれほど暴れなかった。
背中もお腹も、腫瘍の大きさは変わらないような感じがした。首のリンパがはれている。
体重:1.05Kg。太った。
レントゲンを撮ったが、内臓等に目立った腫瘍は見つけられなかった。皮膚の腫瘍も写っていなかったので、無いのではなく、小さなものは写っていない可能性がある。
シタラビンは明日も投与。
写真緑の円は新たな腫瘍。
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2007年6月21日
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シタラビン(キロサイド)の2回目を注射しにいく。
何事も無く、注射。
来週は血液検査(CBC)のみ。
手術後1ヶ月がたった。夜、お腹に新たに3つのしこりを発見。鬱になる。最初のL−アスパギナールの時、目に見えて小さくなった記憶が残っているので、ショックなのだろう。
エルは、それなりに元気。バトルしたが、大量に嘔吐。
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2007年6月23日
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お腹にさらに新たに2箇所、しこりが見つかる。これで合計6箇所。一番最初のしこり(最初のL−アスパラギナールの時に小さくなったもの)は、赤く大きくなってきた。どうもこれはステロイドに反応したようだ。
よく寝てよく食べている。バトルをしそうな雰囲気で元気そうに見える。
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2007年6月27日
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今日は血液検査(CBC)のみ。
体重:1.1Kg また太った。
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血液検査
赤血球数 7.55 10E6/μl(7.3〜12.18)
赤血球容積 37.80 %(46〜57)
ヘモグロビン 11.8 g/dl(15.2〜17.7)
MCV 50.07 fl
MCH 15.63 %
MCHC 31.22 g/dl
血小板数 955.00 10E3/μl
白血球数 3800 /μl(5600〜10800)
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若干、本当に若干、前回より良くなっている。白血球が相変わらず低いのが気になるが、それでも500あがった。
体全体に腫瘍ができ、リンパもほとんど全てが腫れているが、食欲も排便も問題ない。この分だと、来週、抗癌剤の投与ができるだろう。
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2007年7月3日
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明日はシクロホスファミド(エンドキサンP)の投与。口からなので楽だと思っていたら、どうも苦いらしい。タフツ・プロトコルには、同時にラクトリンゲル液(生理食塩水でも可)を50ml注射するようになっていて、なぜだろうと思って調べてみたら、この薬の取説に飲む時は大量に水を摂取しなければならないとあった。45Kgの体重の人が700mlの水を飲むように指示がある。体内に取り込まれなかった薬が尿と一緒に排出される時、長く膀胱に留まっていたら膀胱の細胞がやられるからだそうだ。他にも、この薬は粉砕時に摩擦熱で薬効が落ちる可能性があるともあった。55℃のお湯で溶くのもNG。以前、シクロホスファミドを飲ませた時、粉にしたのを思い出してため息をついた。どうりで効かないはずだ。あの時は今度よりもかなり量が少なかったし、ガリガリと薬鉢で粉にしたから薬効は皆無に等しくなったのだろう。どんな薬も、ちゃんと取説を読む必要がある。
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2007年7月4日
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シクロホスファミド(エンドキサンP)の投与のため、病院へ行った。病院にいく前に25mlほど水を飲ませていった。
体重:1.15Kg 増えている。
前日に調べていたように、大量の水摂取と、粉砕せずに飲ませる必要がある。これを病院でやると時間がかかる(たぶん)ため、薬をもらって帰って家で投薬することにした。
確かに苦いのだ。バイトでごまかして口の中に放り込んでも「ペッ」とする。何度も何度も「ペッ」とする中、とにかく小さくしてバイトに混ぜてどうにか口の中に入れることに成功した。
そういえば、アメリカの獣医さんからのメールに「Many of them hate the cytoxin suspension, so watch out for splattering.」という一文があって、どういう解釈をすればよいのかわからなかったのが、今日、突然、理解できた。ようするに「フェレットの大半はシクロホスファミドを嫌います。ちゃんと飲むか観察してください(ペッペッペッペッとしないように見ててね)」ということだ。
薬と水30mlを飲んだエルは、一日、よく寝ていた。いつものように普通に食べ、普通にヤクルトの空き容器で遊び、普通の部屋の探検を行った。ただ、やはり体が痒いらしい。この薬が効いてくれるといいな。
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2007年7月6日
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体にできている腫瘍が小さくなった(と旦那が喜んでいる)。
さすがに、投薬当日と次の日はきつかったのか、ほとんど寝ている状態が続きウンチも「うぉ!立派!」というものがなかったが、今日は比較的軽やかに動いていて、なかなか立派なウンチをしていた。
この調子で腫瘍がなくなってくれないかなぁ。来週はお休みだから、2週間も間がある。大丈夫だろうか?でもまぁ、少なくとも、再来週の抗癌剤治療ができる状態であって欲しい。
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2007年7月8日
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体が熱いような気がする。
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2007年7月10日
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高熱。体が燃えるように熱い。
ほとんど食欲もなく寝ている。バイトとドライパパイヤは食べる。水分&ビタミン補給のためスポーツドリンクを飲ませる。
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夜10時頃、さすがに病院へ連れて行くか迷ったが、解熱剤はほとんど効かないので、スポーツドリンク等で水分とビタミンの補給をしながら一晩中旦那が看病をすることになった。発熱に効果があるとされるハッカオイルを周囲にまく。
下痢気味。
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2007年7月11日
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朝、まだ体は熱いが、峠を越したようで、サプリメント入りおかゆを半分ほど食べる。バイトをなめ、ドライ・パパイヤを食べる。スポーツドリンクは嫌う。どうもまずいらしい。
体の腫瘍はほとんど見えなくなった。背中の盛り上がりもわずかになっている。これほど反応があるとは思ってもみなかった。
昼、おかゆを全て食べる。
3時、おかゆを全て食べ、数粒のカリカリお餌を食べる。
5時、おかゆを全て食べ、カリカリお餌を少し食べる。
冷蔵庫にプラズマクラスターがついていることに気がつき、さっそく稼動させる。
プロポリスをビバフェレットに注文する。
階段は上れない。
わずかに下痢気味だが、食べた時はそれなりのウンチをする。
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2007年7月12日
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おかゆを全て食べ、カリカリお餌を食べる。
まだ本調子ではないが、食欲も戻りつつある。
ウンチもなかなか立派なのをするようになった。
体の腫瘍は嘘のように消え去ったような感じ。
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2007年7月13日
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体調、復活。部屋中を走り回り、バトルをする。
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2007年7月14日
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プロポリス入りのご飯になる。貧血はあまり見られない。
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2007年7月15日
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背中の腫瘍が復活しつつある。お腹のも核が復活。
まだ調子は良いようで、食欲もあり、ウンチも立派。
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2007年7月18日
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メトトレキサート(メソトレキセート)の投与のため病院へ行く。葉酸阻害の代謝拮抗剤。
シクロホスファミドの副作用の話と、効果を話す。
体重:1.1kg。
薬剤を投与する前にCBCをする。採血時に痛かったのか、小さく鳴く。前のように「殺されるぅ!」という鳴き方ではなく、「痛いぃ〜」という感じ。反対の右前足から採血。
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血液検査
赤血球数 6.86 10E6/μl(7.3〜12.18)
赤血球容積 36.10 %(46〜57)
ヘモグロビン 10.20 g/dl(15.2〜17.7)
MCV 52.62 fl
MCH 14.87 %
MCHC 28.25 g/dl
血小板数 968.00 10E3/μl
白血球数 16300 /μl(5600〜10800)
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シクロホスファミドの影響だろうか、赤血球数が若干減っている。赤血球容積が20台ではないので、抗癌剤投与は問題ないだろう。血小板は若干増えているし、白血球にいたっては3倍以上になっている。きっと先週の熱のせいだろう。
メトトレキサート(薬品名:メソトレキセート)は、0.35mlを後ろ足から臀部あたりに注射。この薬剤は同じところに注射をしたらいけないようだが、タフツ・プロトコルではこの1回のみの使用なので関係ない。
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2007年7月20日
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シクロホスファミドを入れた時は、ちょうど今日くらい(3日後)から腫瘍が小さくなっていったが、今回はどうもそういうわけにはいかないようだ。背中の腫瘍は確実に大きくなっているし、左脇のリンパ節も腫れてきた。
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2007年7月25日
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凄血液検査(CBC)のため、病院へ行く。
体重:1.1kg。
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血液検査
赤血球数 7.80 10E6/μl(7.3〜12.18)
赤血球容積 39.50 %(46〜57)
ヘモグロビン 12.10 g/dl(15.2〜17.7)
MCV 50.64 fl
MCH 15.51 %
MCHC 30.63 g/dl
血小板数 1044.00 10E3/μl
白血球数 8500 /μl(5600〜10800)
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赤血球が増えている。ここ数日、プロポリスを飲ませているから?
前回のシクロホスファミドの副作用がひどかったので、できるだけ副作用を減らすために手段を探していたら、プロポリス投与がよいらしいという記述を複数(人間の効果だが医者・患者共の意見)見つけた。早速ビバ・フェレットに注文して、届いてからは1回2滴1日2回をやっていたところ、今日、積極的な使用のページを見つけた。人間だと1日30ml(なんと一瓶!)らしいが、動物では1ml/1kgでやるそうで、プロトコルとしてはうちのエルの場合、3日間1回7滴、7日間1回5滴、7日間1回2滴の14日間計画。早速、今日からやることにした。
腫瘍は小さくなっていず、背中は今までで最高に大きい。でも、お腹のはそれほど大きくなっていないので、これまでとはちょっと違う感じがする。これがメトトレキサートのせいなのかわからない。
来週はシクロホスファミドの投与なので、先生と話した結果、来院はしなくてもいいでしょうと、錠剤を出してもらった。
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2007年7月27日
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腫瘍の勢力拡大中。背中には、最初からあるものの他に、新たに1つ発見。お腹は、最初からあるものは大きくなりつつはあるが、前回シクロホスファミドを入れた時ほどにはなっていない。しかし、他にいくつも出来てきている。全身で5箇所くらい?また、左脇の下のリンパ節は、グングン大きくなってきている。今はビー玉より大きい。左前足に出来ている腫瘍も次第に大きくなってきている。
ただし、食欲あり。ウンチも絶好調。
この分だとシクロホスファミドを投与できそうだ。
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2007年8月1日
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シクロホスファミド(エンドキサン)投与。病院から錠剤をもらってきているので、体重を量り、割ってバイトに溶かしながら与える。
体重:1.16kg。
腫瘍はかなり増えた(10個以上数えられる)。特に背中のは今までにないくらい大きい。また、肛門近くに出来ているのが気になる。今のところ、見事なウンチをしてくれているので大丈夫だが、いつ、それが排便排尿の妨げになるかわからないので、この薬が効いてくれたらと願う。
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2007年8月3日
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前回のシクロホスファミドの投与では、2日後くらいから効果がでてきていたが、今回はどうも効果も緩やかなようだ。
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2007年8月5日
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徐々に腫瘍が小さくなりつつある。が、前回に比べてしぶといと思う。脇の下はパチンコ玉程度まで小さくなった。お腹の一番古いのも、小さくはなっているのだが核が残っているような感じ。背中は目立った動きがない。ちょっと不安ではある。本人はいたって元気で、食欲も排便も問題ない。前回のシクロホスファミドの投与では、日曜日くらいから熱が出てきたが、まだ平気。
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2007年8月6日
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昨日、今回は副作用が出なさそうだと思っていたが、とうとう熱が出てきた。朝のバイトに混ぜたプレドニンを飲ませる時、私の手を舐める舌が猛烈に熱い。すぐに抗生物質を投与。食欲もあまりなく、いつものサプリメント入りおかゆを食べて、ケージの中で丸くなって、出てくる雰囲気はまるでなし。便も若干下痢気味。空気清浄のためにユーカリオイルを焚き、ケージにかける布にはハッカオイルをまいた。
夜、まだ熱がある風ではあるが、朝より食欲はあるらしくまぁまぁ食べる。抗生物質を投与。夜は旦那が付き添って寝た。
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| 2007年8月7日 |
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朝、寝覚めはよくないが、食欲は昨日より良い。夜にウンチをする時、うーんと言いながらやっていたらしいが、朝はそんな感じではなかった。自分で階段を上り、2階まで行ったりしたので抗生物質がきいているようだ。
夜は、私が仕事から帰ってきたら(19時15分ころ)出せ出せ攻撃で調子はよさそう。抗生物質もサプリメント入りおかゆもぺろりと食べて、自分でカリカリお餌を食べて寝に行った。上りにくそうではあったが、階段を自分で2往復した。ヤクルトの空き容器で遊びもした。
体のあちこちにあった腫瘍は、手、お腹、背中などの5箇所くらいになった。前回のように全て消えるようにはいかないみたいだが、まぁ、こんなものだろう。
体重:1.17kg。
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2007年8月9日
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腫瘍の動きが止まるかと思っていたら、まだちょっと小さくなっていた。でも、お腹の核は取れず、背中も盛り上がったまま。前回のようにはいかない。朝は抗生物質を飲ませたが、夜は飲ませていない。食欲は旺盛。
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2007年8月13日
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凄い!凄い!腫瘍はまだ小さくなっている。とうとう背中の盛り上がりもなくなり、背骨が見える状態になった(残ったのはお腹の1つ)。
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体の中にはまだあるのだろうけれど(お腹の芯はまだあるから)、見かけは普通になってうれしい。記録によると、前回のシクロホスファミド投与の時は、日曜日に大きくなってきたと書いてあったから、それよりも効いている感じ。メトトレキサートが効いていないように見えてジャブのように効いていたのかもしれない。とにかく、うれしい。
それから、ようやく手術跡の背中もお腹も毛が生えつつある。
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2007年8月15日
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抗癌剤投与のため病院へ行く。
「病院はお盆休みだけど入院患畜のために来るからいいですよ」という先生に甘えて行ってみると、普段と同じように患畜がいる。先生は一人で診察から清算までやって大変そうだ。
体重1.15kg。
シタラビン(キロサイド)の注射。
クロラムブチル(リューケラン)は持ち帰って家で口経投与。苦いかと思ったがどうも違うらしく、パリパリと食べてくれた。楽だ。リューケランは日本では未承認の薬剤なので、スイスから取り寄せをしてくれた。冷蔵保存のアルキル化剤。どうやら温度に敏感らしい。
ちなみに今日からプロポリス朝晩7滴復活。これを3日続けて5滴を7日、3滴を7日になる予定。
昨日も一昨日も全力でバトルをして体調はよい。
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2007年8月16日
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昨日に引き続きシタラビン(キロサイド)の注射とクロラムブチル(リューケラン)の経口投与。
体重1.15kg。
腫瘍の様子はほとんど変わりなく、お腹の1箇所の核以外わからない。
食欲も排泄も問題なし。
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2007年8月18日
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食欲も元気もある。やや体が熱いので、念のため抗生物質を飲ませる。
お尻のところに出来物みたいなものがある。腫瘍があったところで、腫瘍はなくなったのだが、どうもお尻を舐めたり擦ったりしたのがタコのようになっている感じ。今のところ、排便には影響がない。
ちなみに、居間の絨毯を新しいものに変えた。
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2007年8月22日
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血液検査(CBC)のため、病院へ行く。
体重:1.2kg。太った。
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血液検査
赤血球数 7.61 10E6/μl(7.3〜12.18)
赤血球容積 40.20 %(46〜57)
ヘモグロビン 12.20 g/dl(15.2〜17.7)
MCV 52.8 fl
MCH 16.0 %
MCHC 30.3 g/dl
血小板数 467.00 10E3/μl
白血球数 9300 /μl(5600〜10800)
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血液検査の結果は、ほどほど良い。赤血球数も良いところを保持している。白血球数も正常値になってきた。
お尻の出来物が気になっていたので、先生に相談した。「水ぶくれみたいだねぇ」と言われた。タコのようにも見える。お尻に出来ていた腫瘍はかなり大きく、その時にウンチをする度に擦っていたので、その影響かもしれない。排便は正常なので、気長に治るのを待つしかないのかもしれないが、気になる。
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2007年8月23日
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お尻の出来物のサイズを測った。直径1cm。
元気にバトルをする。食欲もある。今のところ腫瘍は見えてきていない。
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2007年8月27日
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土曜からお尻の出来物がかなり大きくなってきたので、月曜日になるのを待って病院へ連れて行った。水ぶくれかと思っていたが、穿針検査をした結果、リンパ腫と判明。
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塗抹検査(+)
赤血球と白血球。白血球は、リンパ球と異型細胞が出ています。
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よりによって一番出てきて欲しくなかった所に腫瘍が出来た。おまけに、他にはないと(リンパ節も含めて)思っていたのに、後ろ足の付け根のリンパ節が腫れているのも発覚。飼い主としてかなりへこんだ。とにかく、水曜日のシクロホスファミドに反応してくれるのに期待するしかない。
食欲はあるが、ウンチの調子がいまいちになってきた。時々下痢をする。内蔵に転移していないことを祈る。
体重1.2kg。変わらず。
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2007年8月29日
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シクロホスファミドを投与。
お尻の腫瘍はかなり大きい。これが小さくなることを祈る。
体重1.2kg。
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2007年9月3日
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熱が出た。副作用のようだ。抗生物質を投与する。
食欲はそこそこにある。おかゆを食べ、自分でカリカリお餌を数粒食べる。
相変わらずスポーツドリンクは嫌いらしい。
ウンチは少ないながらも下痢はなし。
体重1.15kg。
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2007年9月4日
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さらに具合は悪そう。昨日より熱も高い。
食欲もあまりなく、おかゆを3分の2ほどを2回に分けて食べるだけ。
抗生物質は嫌って飲まないのを無理やりに飲ませる。
後ろ足に力が入らないらしく、よろよろと歩いてトイレへ行く。
表情に力が入っていない。とにかく寝せる。
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2007年9月5日
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どうやら峠は越えたようで、食欲が出てきた。熱も下がって表情もよくなってきて、ウンチの具合も良い。抗生物質は今日まで飲ませる予定。
1日様子をみていたら、部屋の隅のお気に入りの場所で寝て、トイレに起きてきて餌を食べ、また寝に行くの繰り返し。いい感じ。
腫瘍もかなり小さくなった。
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2007年9月7日
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腫瘍はほとんど無くなった。前回は核が残っていたが、今回はそれもない。
生え変わりの時期かハンモックに抜け毛がたくさんついていて、体全身を痒がっているので、ブラッシングをした。全体で毛玉3個分くらい抜けた。特に肩の辺りの毛がごっそりぬけて、地肌が見える状態。ちょっと抜けすぎな気がする。抗癌剤の副作用もあるのか、生え変わりの時期なら抜けた後の地肌に次の毛が見えるはずなのに、それがない。
お風呂に入れた。
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2007年9月9日
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ハゲが頭の方まで進んできた。ちょっと心配。
ウンチの太さも量も良好。
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2007年9月12日
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新しい抗癌剤プロカルバジンの投与開始。14日間連続投与で、1週間毎に血液検査をする。1週間目の血液検査で骨髄抑制が酷かったら、25%投与を減らすように指示がある。
体重1.15kg。
ハゲも進行し痒がっているので、プレドニンを2mgに増やしてみることにした。
足の付け根のリンパ節が少しこりこりする。お尻は変化なし。
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2007年9月13日
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お尻のリンパ腫あとに小さなしこりを発見。
プロカルバジンが効くか不安。
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2007年9月15日
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お尻のしこりと思っていたのはどうも違った。
残っているのは、両手脇と両足付け根のリンパ節の腫れ。これが無くなれば、目に見える・触れる場所からリンパ腫が消える。
本人はいたって元気。毎日朝晩、バトルをするほど。
ウンチもばっちりだし、このまま寛解へ向かっていければいいな。
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2007年9月19日
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血液検査(CBC)のため、病院へ行く。
体重:1.15kg。変わらず。
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血液検査
赤血球数 8.43 10E6/μl(7.3〜12.18)
赤血球容積 45.00 %(46〜57)
ヘモグロビン 13.40 g/dl(15.2〜17.7)
MCV 53.38 fl
MCH 15.90 %
MCHC 29.78 g/dl
血小板数 963.00 10E3/μl
白血球数 5900 /μl(5600〜10800)
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目に見えて良くなっている。
抗癌剤を入れているのにこの結果でいいのか?と思ったりするが、好中球が減少しているので抗癌剤は確かに入っているようだ。まぁ、少なくともこれからも抗癌剤が入れられる状態ではあるので、プロトコルを最後まで実行できるだろうと思う。
リンパ節が手に触れるくらいの大きさである以外、体にリンパ腫は見当たらず、いい感じで推移している。
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2007年9月26日
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血液検査(CBC)のため、病院へ行く。
体重:1.15kg。変わらず。
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血液検査
赤血球数 7.45 10E6/μl(7.3〜12.18)
赤血球容積 39.80 %(46〜57)
ヘモグロビン 11.90 g/dl(15.2〜17.7)
MCV 53.40 fl
MCH 16.00 %
MCHC 29.90 g/dl
血小板数 884.00 10E3/μl
白血球数 10800 /μl(5600〜10800)
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プロポリスが2滴になっているせいか、先週より数値が悪くなった。ちょうど6月頃の数値に近い。白血球に占めるリンパ球の割合が高いのが気になる。
足付け根のリンパ節が大きくなっている。他にも左脇のリンパ節も、手に触れる。さすがに癌はしぶとい。来週のシクロホスファミドに期待するしかない。
脱毛箇所も、背中はきれいに生えそろい、頭はぼちぼち生えてきた。
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2007年10月3日
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シクロホスファミドを投与。
体重1.15kg。
お腹に1箇所、わき腹に2箇所、腫瘍を発見。他に左手の付け根のリンパ節、両足の上と下のリンパ節が腫れている。効いてくれるといいな。
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2007年10月9日
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熱が出て少々つらそうなので抗生物質を投与。
食欲はありウンチも変わらないので大丈夫だと思うが、それにしても反応が早い。シクロホスファミドを入れて次の日くらいからお腹のリンパ腫が小さくなってきた。プロカルバジンがひそかに効いていたのかもしれない。
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2007年10月10日
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お腹のリンパ腫は小さくなったが、小さな核のようなものが残った。以前のシクロホスファミドの時とは違う。これがプロカルバジンのせいなのか、何度も投与したせいなのかわからないが、以前なら跡形なく消えていたのに残った。活動休止に入るのが早い。
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2007年10月11日
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今日はエルの4歳の誕生日。リンパ腫が発覚してから4歳を迎えることができないかと思っていたがホッとする。来年の5歳の誕生日が無事に迎えられるように。
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2007年10月13日
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お腹のリンパ腫に赤みが出てきた。活動再開なのだろう。これでシタラビンとクロラムブチルが効かないと、シクロホスファミドまで3週間空くことになる。祈るような思い。
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2007年10月17日
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シタラビン(キロサイド)の注射のため、病院へ行く。
体重1.15kg。
クロラムブチル(リューケラン)は持ち帰って家で口経投与。冷蔵保存の薬だというのをすっかり忘れていて失敗。先生が保冷剤をくれたので助かった。
このところプロポリスは朝晩5滴ずつ。それを毎日やっている。2滴に落としたら途端に元気がなくなったので、プロポリスは固定してやることにした。
腫瘍はお腹のところ以外は見当たらず、脇のリンパ節は腫れていず、足の付け根のリンパ節も小さい。体調はよいらしくバトルする。
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2007年10月18日
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昨日に引き続きシタラビン(キロサイド)の注射とクロラムブチル(リューケラン)の経口投与。
体重1.15kg。
食欲も排泄も問題なし。
2週間後に投与するシクロホスファミドと、副作用で熱が出た時のための抗生物質と、毎日飲ませているステロイドをもらって帰る。先生に「腫瘍の活動を見ながら、もしかするとシクロホスファミドを1週早めに投与するかもしれません」と言った。先生もOK。なんとか今回の治療で小さくなってくれればいいと思うが、前の時のことを考えると無理だろう。
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2007年10月29日
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お風呂に入れた。体が濡れるとリンパ腫がどこにあるのか観察しやすい。リンパ腫はお腹に1箇所。それ以外はなかった。よかった。ちょっと泳がせて、手早く洗って、手早く乾かす。入浴は、人間もだけど、体力を使うので気をつけているが、体を清潔に保つのも大切だから、1ヶ月に1度は入れている。
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2007年10月31日
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やはり1週間早めにシクロホスファミド(エンドキサンP)を投与した。
お腹のリンパ腫が深く広くなっていったからだ。幸いなことに脇と足のリンパ節は変化がない。
体重1.16kg。
元気いっぱい。
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2007年11月3日
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シクロホスファミドを投与して3日目。お腹のリンパ腫があっという間に小さくなった。でも、最後の核がなくなってくれないと困る。もし、これで核もなくなり、体の表面にリンパ腫が見えなくなり、リンパ節も大きくなる気配がないと、寛解導入へ移れるんだけどなぁ。
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2007年11月13日
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お腹のリンパ腫がすっかりなくなって1週間たった。毎日体中を触るが、どこにも腫瘍は見えない。いい感じだ。プロカルバジンをいつから投与しようか悩み中。
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2007年11月14日
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この頃は体中を触って腫瘍があるかみていた。何もなさそうだったら計画通りにプロカルバジンを入れようと思った。でも、背中に小さなしこりがあるのを発見し、脇と膝裏のリンパ節が触る状態なので、抗癌剤を入れることにした。
体重1.2kg。ちょっと太った。
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血液検査
赤血球数 7.74 10E6/μl(7.3〜12.18)
赤血球容積 40.20 %(46〜57)
ヘモグロビン 11.90 g/dl(15.2〜17.7)
MCV 51.94 fl
MCH 15.40 %
MCHC 29.60 g/dl
血小板数 1178 10E3/μl
白血球数 10800 /μl(5600〜10800)
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思ったより血液検査の結果が悪い。赤血球はまぁまぁだが、白血球のリンパ球や好中球の比率が悪い。血小板は増えた。まぁ、こんなところか。
プロカルバジンを2カプセルもらってきた。1カプセルを9等分して飲ませる。体重に比べたらちょっと少なめの投与だが、微妙。これを14日間続ける。
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2007年11月21日
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プロカルバジンを入れて1週間が経った。今日は生化学検査をする日で、あと1週間のプロカルバジンの投与でプロトコルが終了となる。
背中のしこりは、手術後の肉芽だったようだ。脇と膝裏のリンパ節は小さくなりつつある。
体重1.2kg。変わらず。
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血液検査
赤血球数 8.27 10E6/μl(7.3〜12.18)
赤血球容積 44.40 %(46〜57)
ヘモグロビン 13.50 g/dl(15.2〜17.7)
MCV 53.69 fl
MCH 16.32 %
MCHC 30.41 g/dl
血小板数 760 10E3/μl
白血球数 4500 /μl(5600〜10800)
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赤血球数はかなり回復している。プロポリスのおかげかもしれない。他は、抗癌剤を投与していることを考えれば、まぁ、こんなものだろう。
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血液生化学検査
血中尿素窒素(BUN) 25.00 mg/dl(10〜45)
クレアチニン(CRE) 0.70 mg/dl(0.4〜0.9)
血糖(GLU) 132.00 mg/dl(94〜207)
総ビリルビン(TBIL) 0.40 mg/dl(0.1〜1.0)
血漿蛋白(TP) 7.70 g/dl(5.2〜7.3)
アルブミン(ALB) 4.30 g/dl(2.6〜3.8)
グロブリン(GRO) 3.40 g/dl(1.8〜3.1)
ア ラ ニ ン ア ミ ノ ト ラ ン ス フ ェ ラ ー セ ゙(GPT)276.00 U/l (82〜289)
ア ル カ リ フ ォ ス フ ァ タ ー セ ゙(ALP) 62.00 U/l (9〜84)
アミラーゼ(AMY) 31.00 U/l
ナトリウム(Na) 154.00 mEq/l (137〜162)
カリウム(K) 4.5 mEq/l(4.5〜7.7)
クロール(Cl) - mEq/l(106〜125)
カルシウム(Ca) 11.30 mg/dl(8〜11.8)
リン(P) 4.40 mg/dl(4.8〜8.9)
総コレステロール(TCHO) - mg/dl(64〜296)
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まぁ、若干数値が高いものもあるが、異常なほどではないから、特に問題はないだろう(数値的に腫瘍がありそうなものではあるが)。これだけ見るとそこそこ健康体に見えるが、まだ寛解には至っていない。
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2007年12月3日
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お風呂に入れた。リンパ腫は見あたらない。毛換わりが進み、全身がみっしりとしている。毛が薄かった頃が嘘のようで、前足から肩にかけては黒い毛も出てきたので、ちょっと若返った感じがする。でも、この頃はケージから出てくる時や、特にケージに戻る時、ちょっと自分で乗り越えるのを躊躇するようになったのを見ると、やっぱり年取ったかなとも思う。
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2007年12月5日
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プロトコルは一通り終わったが、アメリカの獣医の先生から『安定していなかったら19週目から3回繰り返し』という指示があったので、それをすることにした。
よって、シタラビン(キロサイド)の注射のため、病院へ行く。
先生に全身をくまなく触られても、エルはおとなしかった。一時期の恐ろしいリンパ腫だらけの時が嘘のように、リンパ腫は見当たらない。残念ながらプロカルバジンで小さくなっていた脇と脚のリンパ腫が、ちょっと大きくなってきている。さすがに癌は手ごわい。
体重1.2kg。変わらずだが、持った感じズシリとくるし、見た目もちょっと大きくなったような気がする。
クロラムブチル(リューケラン)は持ち帰って家で口経投与するので、保冷剤を持っていく。
注射時、いつも先生に「一番細い針で」とお願いしているのを言うのを忘れ、エルの痛点にぶち当たり、暴れ鳴く。エルはアルと違い、とても感じやすい。そのため、臆病で、甘えん坊で、注射に弱い(笑)一度痛い思いをすると、ちょっと触られても拒否をするから、今日の注射は大変だった。いったん、フェレットバイトをもらって舐めさせ忘れさせる作戦でも、やはり鳴いた。
リューケランは念のため2錠もらって帰った。前回、半分に割ったのを冷蔵庫に保管し次の日に与えるのと、毎回半分に割って与えるのでは、影響が違うかと思って試してみたが、はっきりとした違いはわからない。でも、とりあえず用心をしてみる。なにせ温度管理をしなければならない薬剤だから。
シタラビンとクロラムブチルが効いてくれるといいのだけれど。
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2007年12月6日
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昨日に引き続きシタラビン(キロサイド)の注射とクロラムブチル(リューケラン)の経口投与。
体重1.2kg。元気いっぱい。
プロトコルでは3週間後にシクロホスファミド(エンドキサンP)の投与なので、薬剤をもらって帰る。体のどこにもリンパ腫が出てこなかったら、その通りにするつもり。出てきたときは、先生と相談して決めよう。
順調に進めば、次に病院へ行くのは年明けてからになるので、プレドニンを10錠もらって帰る。何かあればすぐに病院へ行くことにして、一応年越しの挨拶をして帰宅。
今日は旦那が休みを取って看ていてくれる。抗癌剤を投与する時は、本当に気を抜けない。
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2007年12月9日
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リンパ節が小さくなってきた。寒くなってきたせいか、部屋に出している時もケージのハンモックで寝ることが多くなった。たまに、私の足元で丸まって寝ているのが嬉しい。
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2007年12月12日
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体表にリンパ腫は見られない。リンパ節も両脇はほとんど触らない。ちょっと体重が重くなったような気がする。むちゃくちゃ弾ける状態ではないので、ちょっとは抗癌剤の影響が出ているのかもしれないが、いい感じ。
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2007年12月26日
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シクロホスファミドを投与。
体重1.18kg。
相変わらず体表にリンパ腫は見られない。リンパ節も変わらず、ずっとそのままの状態で2週間くらいが経過している。寛解に入りつつあるような気もするが、リンパ節が小さくならないので安心はできない。でも、調子が悪いようには見えず、 時々ちょっとだけ跳ねるのを見ていると、こんなものかとも思う。
病院へ行くのは1月23日の予定。長い。
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2008年1月23日
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2ヶ月ぶりの病院。治療延長の2クール目に入る予定で、血液検査を行った。
体重1.2kg。変わらず。
どこにもリンパ腫は見つからず、リンパ節が若干大きくなっている程度。それがもう1ヶ月以上も続いている。寛解に近い状態だとは思うが、健康な時のリンパ節の大きさを確認していなかったので先生に聞いたところ、病院で飼っている副腎腫瘍の子のリンパ節と比較してくれた。やはり大きいとのこと。シタラビン(キロサイド)の注射とクロラムブチル(リューケラン)の経口投与をすることにした。
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血液検査
赤血球数 7.63 10E6/μl(7.3〜12.18)
赤血球容積 40.70 %(46〜57)
ヘモグロビン 12.20 g/dl(15.2〜17.7)
MCV 53.34 fl
MCH 15.99 %
MCHC 29.98 g/dl
血小板数 422 10E3/μl
白血球数 13700 /μl(5600〜10800)
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前回とほとんどかわらず。先生と血液検査機器の説明書に書いてあるフェレットの項目を見ながら、首を傾げた。説明書には、アルピノと他、雄と雌、などの違いで書いてあるが、どうもしっくりこない。まぁ、こんなものかと思いながら、それほど悪い結果ではないので、これからも様子見をすることになった。
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2008年1月24日
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昨日に引き続きシタラビン(キロサイド)の注射とクロラムブチル(リューケラン)の経口投与。
体重1.2kg。元気いっぱいで大暴れ。注射針を3回ほど換える。最後はバイトでごまかしながら注射完了。昨日はあんなに大人しかったのに。
シクロホスファミド(エンドキサンP)をもらって帰る。3週間後に投与の予定。足のリンパ節が小さくなってくれるといいなぁ。
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2008年2月13日
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2クール目のシクロホスファミドを投与。
体重1.2Kgで変わらず。
体調もよいようで、それなりに弾けて関所遊びなどをしている。
10時から1時間〜1時間半おきに起こして排尿させ、水を飲ませる。
今までにさんざんやってきてはいるが、やはり何度やっても抗癌剤を入れる時は気を使う。特に今の時期は寒いため、人間が風邪など引いていたりするので、免疫が落ちる抗癌剤治療は緊張する。
エルは両脇のリンパ節が若干触る程度。足はやっぱりコロコロしているが、1月にシタラビンとクロラムブチルを入れた時より小さくなっている感じ。もちろん、体表には見られず。シクロホスファミドがどの程度効くかなぁ。
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2008年3月12日
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約2ヶ月ぶりの病院。血液検査を行うと同時に、3クール目の治療に入る。これが最後のセットになるはずだ。
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血液検査
赤血球数 7.65 10E6/μl(7.3〜12.18)
赤血球容積 40.50 %(46〜57)
ヘモグロビン 12.10 g/dl(15.2〜17.7)
MCV 52.90 fl
MCH 15.80 %
MCHC 29.90 g/dl
血小板数 786 10E3/μl
白血球数 ?? /μl(5600〜10800)
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白血球数が出なかったので、もうちょっと詳しく見てもらうことになる。明日にはわかるはずだということだった。
両脇のリンパ節は触らず、足もちょっとコロコロする感じで、先生も何度も触りなおしていた。この状態でずっときている。いい感じ。
採血時もシタラビン(キロサイド)の注射の時も、まったく騒がず大人しいものだった。明日がどうなるか、ちょっと心配。ステロイドが少なくなっていたので、プレドニン10錠と何かあった時のための抗生物質をもらって帰った。もちろん、クロラムブチル(リューケラン)を入れるための保冷バッグも忘れずに。リューケランは相変わらずパリパリと食べてくれて楽である。
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2008年3月13日
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白血球は出ていたそうで、心配ないと言われた。白血球がないと感染症にかかるので心配していたが、まぁ、小動物の血液検査なんてこんなものだろう。
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だいたい、血液検査機器を見て見ても、電機メーカーで色々な機器を扱っているこっちにしてみれば、それほど信用していない。人間の血液検査時の数値も信用しない私達なので、状態の観察と触診とカンが頼り。今のところ、そのどれもがいい感じに進んでいる。
シタラビン(キロサイド)の注射の時、サポートしてくれるお姉さんがいなかったので、なぜか旦那がやっていた。これが上手く持てていて、そのまますんなりと注射させてくれたのでよかった。
4月2日の最後の抗癌剤シクロホスファミドをもらって帰る。これが最後になる予定。
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2008年3月20日
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お風呂に入れた。体中のどこにもリンパ腫はなく、足のリンパ腫もよく探してようやく見つかるくらいに小さい。もちろん、脇は触らない。洗ってホワホワになって気持ちがいい。
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2008年4月2日
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3クール目のシクロホスファミドを投与。これが治療としては最後になるはず。寛解維持をどう進めるのか、情報を集めないといけない。
体重1.2kgで変わらず。元気も食欲もあり、ウンチの状況もよい。いつものように1時間半おきに起こして水を飲ませ、排尿をさせる。
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2008年4月5日
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熱っぽい。抗生物質を投与する。階段をすんなり上るし、食欲も旺盛なので、それほどひどくはならないだろう。
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2008年4月8日
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平常に戻った。あまり副作用は激しくなく、ホッとした。本当に、毎回、抗癌剤を入れる時は気を使う。足のリンパ節が小さくなっていないのが気になる。それでも本イタチは関所遊びで跳ね回る。元気だ。
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2008年4月23日
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数日前から抱いた時に脇がすっきりしない。肉がついたのかと思ったが、今日、よくよく触ってリンパ節がコロコロするのに気づいた。足は以前同様にコロコロしている。もちろん、ひどい時と比べると、格段に小さいのだが、まだまだ寛解というわけにはいかないようだ。
4月2日のシクロホスファミドでプロトコルの指示が終わったが、どうやらこのまま抗癌剤を断つのは無理そうだ。繰り返し指示のあったところをもう3クールするか、一度プロカルバジンを入れて3クールをするか、来週、先生に相談しなければならない。血液検査も正常値が出るとは思えないし。
やっぱり癌は強いなぁ。
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| <つづく> |