html版 :悪性リンパ腫:我が家でやっている事&注意事項
悪性リンパ腫の抗癌剤治療での我が家の注意事項
以下は、悪性リンパ腫で抗癌剤治療をしている我が家での注意事項です。同じように治療をしている方は参考にしてください。赤字は絶対にやってはいけないこと青文字はやらねばならないことです。
  • 治療方法を獣医さんと共に検討し、すぐに治療を開始する
    悪性リンパ腫の進行は驚くほど速いものです。私達が泣いていたり、うろたえている間にも、奴らは増え続けています。また、フェレットが頼りにできるのは飼い主だけです。また、人間の医者と違い、獣医さんは「種の違う動物」の「さまざまな病気」を治療しなければなりません。人間なら『癌専門医』が、それも『血液系癌の専門医』がいます。それと同じことを獣医に求めるのは無理です。つまり、飼い主も情報を収集し、獣医さんと共に治療を計画していく必要があります。

  • シクロホスファミド(エンドキサンP)の錠剤を薬鉢ですりつぶしてはいけない
    シクロホスファミドは、摩擦熱に弱い薬です。人間の場合は、錠剤を割ったりすることなく飲みますが、フェレットのような小動物の場合はそうはいきません。体重(本当は体表面積)にあわせて錠剤を割り、小さな口から与えねばなりません。このような場合、普通は薬鉢ですりつぶします。ですが、この薬でそれをやってはいけません!シクロホスファミドは粉砕時に摩擦熱で薬効が落ちる可能性が非常に高い薬です。55℃のお湯で溶くのもNGです。粉薬もありますが、獣医さんの間では、粉薬の抗癌剤を使うのを控えるようにしています。抗癌剤は、癌細胞を壊しますが、正常細胞も壊します。扱う獣医さんが吸い込んで正常細胞を壊され「癌」を発症しないようにするためです。

    • 与える時は、皿にフェレットバイトを1〜2cmほど入れ、それに体重にあわせて割った錠剤をゆっくりと溶かしていきます。そのバイトを舐めさせてください。たぶん嫌がります(笑) 苦いですから。

  • シクロホスファミド(エンドキサンP)を与える時は、水分を大量に取らせる
    タフツ・プロトコルでは、シクロホスファミドを与える時は、50ml/kgのラクトリンゲル液(輸液)を皮下注射するように指示があります(生理食塩水でも可)。病院で、注射をしてもらうのが一番よいですが、我が家のように家で投与する時や、半日ついていてやれる場合は、投与時&1時間〜1時間半おきに10〜20mlの水を飲ませてください。もし、半日ついていてやれない場合は、必ず皮下注射で水分を入れておくことが重要です。それから、シクロホスファミドの取り扱い説明書には、夜に投与してはいけないと書かれています。これは、眠ったらダメということです。眠っている間に膀胱に尿がたまり、その尿に混じっている抗癌剤が膀胱の細胞を壊すからです。フェレットに「眠るな!」というのは無理ですから、1時間〜1時間半おきに起こし、排尿させ、水を飲ませることをしてください。我が家では最初、「おしっこするの、痛い!(排尿時に声を出します)」という状況になったことがあります。

  • 副作用の対策を立てておく副作用が出ない工夫をする
    抗癌剤の副作用で最も多いのが、貧血や「熱が出る」ことです。抗癌剤治療中は免疫力が弱くなります。免疫力が落ちたことでかかる『感染症』が実は最も怖いのです。できるだけ、副作用がでないようにしてやり、熱が出たら速やかに治療を行うことをしなければなりません。以下、我が家でやっていることですが、これは参考程度にとどめ、
    対策は、獣医さんと話し合って決めてください。

    • 抗生物質を準備している(熱が出た時に投与)
        :体を触って「熱いな」と思ったらすぐに投与している。
    • アニマストラスを準備している(熱が出た時の脱水症状回避のため)
        :うちの子はスポーツドリンクが嫌いです。
        :だから、アニマストラスをほんのちょっと水に溶き飲ませています。
        :グイグイ飲みます(笑)
    • ハッカ油(ミント)を準備している(熱が出た時に散布)
        :ハッカ油(ミント)は解熱作用があります。
    • プラズマクラスタ=除菌イオンの散布(常時)
        :たまたま家にあった冷蔵庫についていたものです。
        :空気清浄機などについていると思います。
    • プロポリスを飲ませている(造血作用への期待)
        :1食あたり5〜7滴
    • サプリメントで体調を整える
        :抗癌剤治療が続けられるように消化吸収系に良いものを与えています。
        :少量の「おかゆ(ふやかしフード)」にプロポリスとサプリを入れて与えています。

  • 大好きな物を毎日ちょっとだけ与える
    Webで公開しているように、我が家ではフェレットバイト以外にも少量の果物(生および乾燥)などを与えています。エルは、一度、高熱が出て何も食べなくなった時でもパパイアスティックだけは食べました。人間も食事だけで生きていけますし、ケーキやチョコレートは体に悪いのに時々食べると幸せな気分になります。それと同じです。ちょっとだけ、「おいしい」刺激を脳へ送って刺激をして、生きているっていいなと思わせましょう(*^-^*)

  • 餌に軽めの餌(コンビニでも売っていそうな猫餌)を混ぜる
    肉類しか使っていない上等な餌は、どうも病気の時に食べるにはちょっと重たいようです。先代のアルは、具合が悪い時は混ぜていたあまり上等でない猫餌を選んで食べていました。エルもちょっと食欲が落ちた時は、猫餌から口にします。たぶん、嗜好性が強いのだろうと思いますが、食欲は生きるために必要な欲(生きようと思わせる欲)ですから、大事にしたいと思っています。
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