html版 : 副腎腫瘍と子宮断端膿腫
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2001年12月10日


5歳9ヶ月。陰部が腫れているのに気づく。

2002年1月7日
“卵巣取り残し”のためか“副腎腫瘍”のためか判断をするためにホルモン注射を行う。腫れが引けば“卵巣取り残し”、腫れが残れば“副腎腫瘍”のためとなる(らしい)。
【支払い合計¥4,966(膀胱炎用薬代を含む:診察料¥1,500+内用薬¥900+注射料・点滴料及び薬剤料¥1,530+検査料¥800+税¥236)】

2002年1月21日
2週間ほど様子見た後、1月21日に再びホルモン注射を行うが変化なし。年齢的に卵巣の取り残しの可能性が低く副腎腫瘍と思われるが、元気であるし他の症状があらわれていないため当分様子見となる。
【支払い合計¥2,236(診察料¥600+注射料・点滴料及び薬剤料¥1,530+税¥106)】
2002年2月16日
肩のところが脱毛し始めたので2月16日に病院へ行くが、副腎腫瘍と断定するには症状が軽すぎるので3月末まで様子見となる。尿検査は異常なし。
【支払い合計\2,415(診察料\600+内用薬\900+検査料\800+税\115)】
2002年3月22日
脱毛が進んだので病院へ行った。副腎腫瘍だろうとのことで、来週、治療薬を注射することになった。わかりにくいかもしれないが、肩の辺りの皮膚が見えている
【支払い合計\630(診察料\600+税\30)】
2002年3月27日


先生が副腎腫瘍の症状を抑える薬(リュープリン[酢酸リュープロレリン])を取り寄せてくれたので、注射を行う。リュープリン注射\16,200(税別,診察料\600)なり。これは症状(陰部の腫れや脱毛)を抑える薬のようです。体重計量:800g。
2002年3月31日
陰部の腫れ:変わらず、
脱毛:進行中、
食欲:あり、
行動:活発、
トイレ:頻尿・粗相多し。
2002年4月3日
陰部の腫れ:若干小さくなったような気がするが……、
脱毛:進行中、
食欲:あり、
行動:活発、
トイレ:やや頻尿気味・粗相が少なくなってきた(1度にまとまった量をするようになった)。

2002年4月6日
陰部の腫れ:やや小さくなってきた、
脱毛:進行中、
食欲:あり、
行動:活発、
トイレ:ほとんど粗相もなくなり、トイレの回数も通常に戻った。
2002年4月10日
陰部の腫れ:確実に小さくなったと思う(お尻との大きさ比較として)、
脱毛:進行中(背中全体に拡大)、
食欲:あり、
行動:活発、
トイレ:通常に戻った。
2002年4月12日
陰部の腫れ:小さくなっている!
脱毛:ほとんどかわらず、
食欲:あり、
行動:活発、
トイレ:通常 。
2002年4月15日
陰部の腫れ:ほとんど変わらず
脱毛:わき腹や腹の部分まで薄くなってきた、
食欲:あり、
行動:活発、
トイレ:通常。
2002年4月21日
陰部の腫れ:確実に小さくなった、
脱毛:背中部に細かいウブ毛が生えてきた、
食欲:あり、
行動:活発、
トイレ:通常。
2002年4月25日
前回の注射から1ヶ月たったので、2度目の副腎腫瘍の治療薬(リュープリン[酢酸リュープロレリン])注射を行う。体重計量:1000g。陰部の腫れはずいぶん小さくなった。
陰部の腫れ:真正面から撮った写真ではあまり小さくなっていないように見えるが、実際は腫れ(赤み)が引き、小さくなっている。
脱毛は前回の時と比べて進んでいるが、一度完全に脱毛しスベスベになっていた皮膚に短い毛が生えてきた。この注射が効かなかったら(完全に症状が消えなければ)「メラトニン」を使うことを提示され、話し合いの結果、そうすることを確認する。(メラトニン:睡眠誘発のためにアメリカではサプリメントとしてスーパーなどで安価で売られている。日本では薬として売られているため高価。ウィスコンシン大学などでフェレットへの効果が確認されている……らしい。フェレットの内科的な処方として今後メラトニンがメジャーになる気配がある)
【支払い合計\17,640(診察料\600+注射料・点滴料及び薬剤料\16,200+税\840)】

[気づいた事]
副腎を患ってから、アルの髭が短くなりました。よくフェレット本などでお迎えする時のチェック項目に「髭が長く頭の後ろまで届くような個体がよい」とありますが、これは本当だと実感しています。病気になるまでアルは本当に頭の後ろに届くほど見事に立派な髭でした。
2002年4月30日
陰部の腫れ:小さくなっている
脱毛:ウブ毛が長くなってきた、
食欲:あり、
行動:活発、
トイレ:通常。
2002年5月5日
陰部の腫れ:小さくなっている
脱毛:外毛が生えてきつつある、
食欲:あり、
行動:活発、
トイレ:通常。
2002年5月7日
陰部の腫れ:目に見えて小さくなっている
脱毛:背は生えそろってきたが、横腹は脱毛中
食欲:あり、
行動:活発、
トイレ:通常。
2002年5月11日
陰部の腫れ:目に見えて小さくなっている
脱毛:腹部に産毛が生えそろってきた、
食欲:あり、
行動:活発、
トイレ:通常。
2002年5月15日
陰部の腫れ:それほど変化はなくなってきているが、小さくはなっている
脱毛:腹部は完全に生えそろった
食欲:あり、
行動:活発、
トイレ:通常。
2002年5月20日
陰部の腫れ:それほど変化はない
脱毛:背中から腰にかけて、脱毛が進行中
食欲:あり、
行動:活発、
トイレ:通常。
2002年5月29日
2度目の注射から1ヶ月たったので、病院へ行った。脱毛が終わったところから毛が生えてきているのと、陰部の腫れが引いてきているのを確認し、3度目のリュープリンの注射を打つ。1ヶ月前に話をしていた「メラトニン」の話はいっさいなかった。
それよりも腹に気になるシコリ?があることを告げて陰影を見てみると、やや大きな物体があることが判明。おそらく脾臓の肥大だろうということで、もう1ヶ月ほど様子を見て、開腹するかどうか判断することになった。体重は前回より100g増え1100g。元気いっぱい。写真でアバラ骨が見えているのがわかります。そこにも、やっとうっすらと毛が生えてきつつあります。
陰部の腫れ:とても小さくなっている
脱毛:背中から腰にかけて脱毛し、地肌が見えている。以前から脱毛していたところには毛が生えそろってきた。
食欲:あり、
行動:活発、
トイレ:通常。
2002年6月5日
陰部の腫れ:それほど変化はない
脱毛:背中から腰にかけて完全に脱毛
食欲:あり、
行動:活発、
トイレ:通常。
2002年6月13日
陰部の腫れ:それほど変化はない
脱毛:背中から腰にかけて、毛が生えてきた
食欲:あり、
行動:活発、
トイレ:通常。
2002年6月20日
肩から尻尾まで黄色のうぶ毛が生えてきた。その下には外毛が顔をのぞかせている。
陰部の腫れ:小さくなった
脱毛:うぶ毛が生えそろった
食欲:あり、
行動:活発、
トイレ:通常。
2002年6月26日
メラトニン投与開始。
3度目の注射から約1ヶ月たつので、病院へ行った。体はすっかり毛が生えてきて、脱毛していたのが嘘のようだ。背中は1度、すっかり脱毛し、今ではびっしりと毛が生えてきている。伸びきるまで、まだ少々時間がかかりそうだが、以前のフサフサ状態に戻るのはすぐだろう。陰部の腫れは変わらず。腹部のしこりは大きさの変化がないので様子見の状態が続く。アルは先生があきれるほど元気いっぱい。体重は前回と同じ1100g。リュープリンの注射はやめ、メラトニンを使ってみることにして、すり鉢ですりつぶしブドウ糖をまぜた1ヶ月分のメラトニンをもらった。フィラリアの薬が切れたので、7月分と8月分をもらう。薬名は聞き忘れた(^_^;)
【支払い合計\2,646(診察料\600+画像診断料\500+フィラリア予防[2ヶ月分]\1000+メラトニン[5]\350+投薬瓶スポイド付\70+税126)】

陰部の腫れ:小さくなった
脱毛:すべてきれいに生えそろった
食欲:あり、
行動:活発、
トイレ:通常。
2002年7月2日
陰部が腫れてきたので、病院へ電話した。先生の返事は正直こころもとなかった。私も研究者なので、相手の言う事は理解できる。だが、素人の飼い主に判断を求めるよりは、「こうしましょう」という強い意志を示して欲しいと思った。(暗にメラトニン投薬をすすめているのはわかった)
結局、メラトニンは2ヶ月ほど投薬しないと効果が現れないらしく、リュープリンは4ヶ月以上の長期投薬症例を知らないとのことだった。文献を見てみても、メラトニンの症例報告では4ヶ月経過の結果しかのっていない。ま、劇薬ではないのでそんなものだろう。リュープリンの投薬を続けるか、このまま我慢してメラトニンを投薬するか……悩むところだ。そういえば、ゲストブックに手術をすすめてくれた方もいたっけ……と、心の隅で手術に踏み切れなかった自分を責めたりもしてみる。むー、リュープリンの効果は確かめた。でもメラトニンは確かめてない。ずいぶん考えて、メラトニンにかけてみることにした。
病院からもらったメラトニンは、ブドウ糖水溶液となっているため、保存が難しい。案の定、カビが生えてきた。ブドウ糖のせいだ。これは自分でメラトニンを手に入れねばならんと思って、Amazon.comで注文しようとした。ところが(やはりと言えばやはりなんだけど)輸入できない。しかたなく、アメリカに住む友人に買って送ってもらうことにした。メラトニン3mg・60タブレットは7ドルちょい、送料4ドル弱で手に入った。持つべき者は友達だと思った。ありがたや。ちなみに通販で買えたなら、メラトニンは3〜4ドルであった。

陰部の腫れ:腫れてきた
脱毛:変化なし
食欲:あり、
行動:活発、
トイレ:通常
2002年7月28日
どうも見ていてトイレが異常な感じがする。人間用の尿検査紙(薬局で売っている)で検査をしてみたら、鮮血が++ほど出ていた。これは膀胱炎だ。副腎腫瘍と膀胱炎の因果関係は言われていないが、どうもあるような気がする。以前、再び膀胱炎になったときのために薬をもらっていたのを早速飲ませる。経口投与はとても難しい。猫や犬なら錠剤を口の中にポイッと放り込んでぐっと口をつぐませてのどをさすって飲み込ませることができるが、フェレットは小さすぎて難しい。メラトニンはアルの好きな少量の牛乳に溶いて飲ませていた。抗生物質は1日2回、メラトニンは1日1回。嫌がるアルに飲ませるために、いまだに色々と試している。

陰部の腫れ:さらに腫れてきた
脱毛:若干、薄くなりつつあるような・・・
食欲:あり、
行動:活発、
トイレ:粗相が多くなる 。
2002年8月7日
3日前から尿検査をしても潜血反応はなくなった。トイレも色々なところでしているが、膀胱炎の異常さではなくなっている。今日で投薬を最後にしようと思う。人間ならば3日も飲めば治るのに、フェレットは結構長い。

陰部の腫れ:さらに腫れてきた
脱毛:若干、薄くなりつつあるような・・・
食欲:あり、
行動:活発、
トイレ:粗相が収まりつつある 。
2002年8月12日
昨夜、トイレの様子が変だったので、尿検査を行う。潜血+++を確認。膀胱炎の再発だ。陰部が腫れていると、どうしてもこすって雑菌が入るようだ。リュープリン注射の再開を決断する。頻繁に膀胱炎にかかると、頻繁に抗生物質を投与せねばならず、こちらの方が体に悪いとふんだからだ。病院へ行って事情を話し、注射。メラトニンは続けることにした。体重は1.0kg。元気はある。メラトニン投薬から1ヶ月半ほどたっていた。メラトニンは4ヶ月ほど投与しなければ結果が見えてこない。毎日の経口投薬はアルの負担にもなっているし、私の負担にもなっている。注射のストレスとどちらがいいかといえば、注射の方が楽だと断言できる。食欲は猫餌を選んで食べる状態。
【支払い合計\19,635(診察料\600+内用薬\900+注射料・点滴料及び薬剤料\16,200+フィラリア予防\1,000+税\935)】

陰部の腫れ:腫れてはいるが赤みはない(メラトニンの効果か?)
脱毛:変化なし
食欲:猫餌を選んで食べる。おやつは食べる。バイトはなめる。
行動:活発、
トイレ:粗相が始まった 。
2002年8月31日
陰部の腫れ:腫れてはいるが赤みはない(メラトニンの効果か?)
脱毛:変化なし
食欲:食欲が徐々に出てきた。
行動:活発、
トイレ:粗相が続いている。
2002年9月3日
膀胱炎の復活の兆しはまったくなく、食欲も排便も排尿もバッチリもとに戻った。心配された脱毛はどうやらなさそうで、陰部の腫れも収まってきた。前回よりも腫れが引くのが早い。これがメラトニンのせいなのか、注射を打つタイミングのせいなのかわからないが、ともかくアル本鼬は調子がよいらしく、バトルを挑んでくる。今年の9月で6歳半という高齢にもかかわらず、元気がいい。梨の汁を毎晩飲み、ご機嫌に寝に行く姿を見ていると10年ほど生きそうな気配ではあるが、歩く姿はやはり老鼬の風情でしみじみ「歳をとったなぁ」と思う。ベビーの頃は絶対に人間の近くで寝なかった(ハンモックや秘密基地がお気に入りだった)が、いつの頃からか私や夫のそばで寝るようになった。冬になると大抵は夫のズボンにもぐりこみ、膝の下で丸くなる。そんなアルの尻尾が真っ白になったのは5歳を過ぎてからだったか。私の仕事場に飾っている小さい頃の写真は尻尾が黒々とし、表情が幼い。そんな時期がほんの数年前のこととは思えなくなってきた。
陰部の腫れ:腫れがひいてきた(前回より引きが早い。メラトニン効果か?)
脱毛:変化なし
食欲:通常に戻った。快便・快食!
行動:活発、
トイレ:収まった。
2002年9月14日
月に一度のリュープリンの注射。もはや治療に迷いはない。体重は1Kgで変化なしだった。よいことだ。病院では、名前も告げないうちに通されて、先生が用意をしてくれた。さすがに覚えてくれたらしい。さっさと注射を打ち、滞在時間がほんの5分程度で病院を後にした。アルは相変わらずの元気のよさで、今日は初めての助手さんの匂いをかぎまくっていた。家に帰って、おやつを食べ、満足そうに寝ている姿を見ていると、幸せな気分になる。毎日、メラトニンも飲んでいる。膀胱炎の再発もない。症状もそれなりに治まっているし、6歳半になったから、このまま穏やかに過ぎていけばいいなと思う。

陰部の腫れ:そこそこ小さくはなったが、まだ腫れている
脱毛:変化なし
食欲:旺盛
行動:活発、
トイレ:収まった。
2002年10月7日
このところ、粗相が目立つ。ほとんど毎日、尿検査をしているが、潜血は見られないので膀胱炎ではない。どうやら副腎の症状が強く出ているようだ。注射が効いていないのではないかと疑うほどひどい。脱毛は、ちょうど冬毛へと移行の季節にかかっているにもかかわらず無い。ただ、陰部は大きく腫れているし、トイレの間隔も非常に短くなっている。それでも本鼬はいたって元気で、走り回っている。相変わらず、梨の皮をむくと匂いを敏感に察知して汁を舐めに寝床から出てくる。この前は葡萄だった。果物は好きである。

陰部の腫れ:腫れが目立っている!
脱毛:変化なし
食欲:猫餌のみ選んで食べるようになる
行動:活発、
トイレ:粗相が増えた。
2002年10月12日
リュープリンの注射。このところ、腫れの状態と粗相のひどさから気になっていた。前回の注射は効いていないんじゃないかと・・・白状すれば薬液が古いのでは?と獣医さんを疑ったこともある。でもまぁ、そんなことはないのだ。脱毛の気配はまったくないのだから・・・尿漏れや頻尿は、人間だって老齢に近づくと悩まされる症状だし、薬もある。いや、犬や猫でも確認されているのだからフェレットにないとは言えないし、うちのアルはその老齢にどっぷりつかっている。体重を見るのを忘れた(><)・・・食欲は猫餌にかたよりつつもある。元気もいっぱいで相変わらずの好奇心も健在だ。ただ、この頃、目が見えにくくなっているような行動をとる。よく驚くし、顔の前に餌を出しても反応が若干鈍い。メラトニンは毎日嫌がりながらも飲み込んでくれる。病院は、連休前の土曜日とあって、非常に患畜が多かった。特に犬が多くて、きちんとキャリーバッグに入れてきている人もいたが、抱いてつれてきたり、トートバッグに入れてきたりする飼い主もいた。そんな中、特に2匹のダックスフントを抱きかかえでリードもなしの老夫婦には嫌悪を抱いた。動物病院は、どんな動物がきているかわからない。病気もそうだし、種類もそうだ。犬嫌いの猫や犬嫌いの犬、猫嫌いの猫や犬嫌いの猫、犬や猫のおもちゃになりそうな小動物。自分達のペットがどのような場面に巻き込まれ被害を受けるのか、もしくは被害を与えるのか、考えたことなどないのだろうか?自分達と同じように家族同様に愛しているペットを、周囲の人も連れてきていると思わないのだろうか?きっとあの老夫婦は思わないのだろうな・・・なんて教養の無い!と憤慨するのは私が30を超えているからか?
【支払い合計\17,640(診察料\600+注射料・点滴料及び薬剤料\16,200+税\840)】

陰部の腫れ:腫れが目立つ
脱毛:変化なし
食欲:猫餌を好む
行動:活発、
トイレ:粗相多し。
2002年11月8日
1週間ほど前から、普通の状態に戻った。餌も(猫餌から食べるというスタイルは変わらないけれど)フェレット餌をモリモリ食べるようになったし、(たまに粗相はするが)トイレにもきちんと行くようになった。やはり体調が不良の時は、トイレへ行くなんて気がまわらないのだろう。ここ数日は、寝る前にバトルをするようになった。布団の中や上で、私の手を両前足でがっしり捕まえてガブリと噛む。いつもはどんなに嫌がることをしても、けっして噛まずに「いやぁん!」という風に前足でガードをするだけなのに、バトルとなると容赦なく歯をたててくる。しかも私にだけ!遊び仲間と認識されているのかどうか、嬉しいやら悲しいやら複雑な気分ではあるが、6歳半を回った人間で言うならばお婆ちゃんのアルが、若い盛りのようにバトルを挑んでくるのを見ると噛まれるのもいいかなと思ってしまう。リュープリン注射のおかげか、メラトニンのおかげか、脱毛の気配はまったくない。この頃、同じような年齢の子たちの訃報を目にすることが多くなってきた。私もアルとあとどれくらい一緒に居ることができるのだろうか?考えると涙が出そうになる。

陰部の腫れ:若干小さくなったか?
脱毛:変化なし
食欲:旺盛
行動:活発、
トイレ:正常に戻った。
2002年11月16日
もう何度になるか忘れた(笑)リュープリンの注射。陰部の腫れは引かないが、脱毛の気配はまったくない状態。食欲も旺盛で、元気いっぱいに走り回っているのを見ると、病気とは思えない。トイレもきちんとケージに戻ったりする(時には全然別なところでするけれど、それもいつもの場所。異常性は認められない)。数日前、まだアルが1歳ほどの頃、実家でミニオフ会をして遊びに来た子が死んだという知らせがあった。7歳5ヶ月ほど生きたので長寿だろうけれど、知り合いの死はやはり辛い。注射に出かけるため、早起きをしてキャリング・ケースを持ち出すと、アルはすぐにチェックしに行った。結構、キャリング・ケースが好きで、自分から中のハンモックに入って落ち着くから、連れ出す時はパタンと扉を閉めるだけでOKなので、こちらとしてはとても楽だ。ハンモックは冬用のぬくぬくに変えてあるし、そのまま病院へ行った。車の中で「おら、出せ出せ!」攻撃をしかけているのを無視して走ったら、タイミングよく病院についた。犬の患畜が2匹いたのが、ちょうど終わったばかりだったらしく、受付で名前を言ったらすぐに診察室に通された。先生は陰部の腫れが引かないのが気になるみたいで、「なんでだろうね」を繰り返した。体重は0.9kg。注射の時に痛かったのか暴れた。
【支払い合計\18,165(診察料\600+注射料・点滴料及び薬剤料\16,200+フィラリア予防\500+税\865)】

陰部の腫れ:変化なし
脱毛:変化なし
食欲:旺盛
行動:活発、
トイレ:正常。
2002年12月14日
今年最後のリュープリン注射。無事に年が越せるのが嬉しい。副腎腫瘍と初めての膀胱炎が発病して1年たった。それなりに元気に快便快食。寝る時間は長いけれど、調子はよさそうにしているからいいか。1週間前にお風呂に入れて準備はバンタン!朝ごはんを食べさせて、速攻で病院へ行く。12月の週末だから多いかと思っていたけれど、時間が早かったせいか、まだ月末になっていないせいか、誰もいなくてすぐに注射を打ってもらった。体重は増えていて1kg。脱毛の気配もなく、ちょっと気が早いけど「よいお年を」と言って病院を後にした。来年4月になったら7歳になる。がんばれ!アル!まだまだ2,3年、一緒に暮らしたいよ。
【支払い合計\17,640(診察料\600+注射料・点滴料及び薬剤料\16,200+税\840)】

陰部の腫れ:変化なし
脱毛:変化なし
食欲:旺盛
行動:活発、
トイレ:正常。
2003年1月15日
来週の土曜日は大学入試センター試験の試験官のため暇がないので、ちょうど一ヶ月たったし、補講期間にもなったから注射に行った。今年初めての注射。体重は1kgと変化なし。変化があったのは陰部の腫れ。目に見えて小さくなった。よかった。脱毛も気配なく、食欲も旺盛。毎日バトルをせがむ。朝起きて私の後をついてまわり、餌を食べたら部屋中を探検し、寝床へもぐる生活。仕事をやめてそんな生活をしたいものだ。病院では小さな子犬が4匹、ペットショップの人につれられてきていた。そういう時期なのだろう。それにしてもそんなに売れるのか?犬は15年ほど生きるというのに?だいたい、世話ができるのが60歳までとして、一生のうち飼えるのは4匹。多頭飼いをしたとしても・・・と考えるのは年をとったせいだろうな、きっと。お迎えされた動物達がみな幸せでありますように。
【支払い合計\17,640(診察料\600+注射料・点滴料及び薬剤料\16,200+税\840)】

陰部の腫れ:小さくなった!
脱毛:なし
食欲:旺盛
行動:活発、
トイレ:正常。
2003年2月17日
リュープリンの注射に行った。先週の火曜日から土曜日まで出張。帰ってきたら大喜びで出迎えされ、さっそくジャレつかれる。私が不在の時は、旦那の膝(ズボンの中)や一緒に布団で寝ていたらしく、夜の連絡電話のたびに自慢されていたが、帰ってくるなりそんな生活とはオサラバし、いつものようにアル専用ドーム(竹篭ドーム)で寝るようになり、旦那はショックを受けていた。昨日の夜、お風呂に入れ、用意は万全。朝、キャリーを出すと、餌を食べ終えたアルはさっそくキャリーのハンモックに入り込む。最愛のおもちゃまで引きずり込んだのには、驚いた。居心地がいいのか?出かけるのがすきなのか?わからない。病院へ着いたらすぐに診察室に通されて、触診。先生も陰部の腫れが大きくなっていたのが気になった。私も気になっている。なぜだろう?リュープリンの注射も1年ほど打っているから、薬が効かなくなってきたのだろうかとも思う。でも、先月は確実に小さかった。そんなわけで、先月よりも2日ばかり遅くなったというささいな事が気になる。ここのとこ、ケッケとすることもあったから・・・とりあえず、いつもどおり、体重をはかり(1kgと変わらず)、注射。少々暴れたが問題なし。速攻、帰ってしばらく様子を見て仕事へ出かける。来月、何事もなく注射へ行ければよいなぁと思う。
【支払い合計\17,640(診察料\600+注射料・点滴料及び薬剤料\16,200+税\840)】
2003年3月08日
1週間ほど前から固いウンチをするようになった。それ以前から排便時に鳴き声を出すようになっていた。排泄がうまくいっていないので、頻繁に力む。そのつど、少量の尿が出たり出なかったり。このところ毎日、尿検査を行っていたが潜血はなし。
病院へ行き、レントゲンをとる。「それほど便はたまっていない。脾臓が大きくなっている」と言われ、浣腸はせず、便を柔らかくする薬を出してもらう。最初は0.5mlを1日3回投与。下痢と硬い便を繰り返す。電話で薬の特性を聞き、量を減らし、回数を増やすことにする。
【支払い合計\3,433(診察料\600+内用薬\600+画像診断料\2,000+麻酔料\2,500+投薬瓶スポイド付\70+税\163)】
2003年3月10日
仕事から帰ってきたら、アルは起きてケージから出してもらうのを待っていた。置き餌をしなかったので腹がすいているはずだ。朝、ちょっとだけ食べた状態。便はそのくらいの量はある。腹の中にはもうないはずだ・・・と思っていたら、部屋中を鳴きながら走り回る。常に力んでいる状態。おかしい。それでも急いで餌の準備をする。乾燥餌、便を柔らかくする薬入りミルクを少々、それに2cmほどのバイト。バイトを舐め、ミルクを飲んだが餌は食べず。ずーっと部屋を走り回りながら力んでいる。見ているこっちが辛くなる様子で、ほんの数滴ずつ尿をし、便は出ず。絨毯にしみこんだ尿に検査紙を浸すと潜血が陽性。抗生物質を投与。次に床にした尿を検査するとほとんど陰性の反応。それでも抗生物質の投与は続けようと決心する。やがて、細いウンチを2度ほどした。まだ腹に便があることに驚く。その後、しばらく落ち着いたが、すぐに力みが復活。部屋の中を駆け回っている。
2003年3月11日
朝一番に病院へ行く。すぐさまエコーで見ると、膀胱の脇に2つほど水溶液の入った塊が見える。膀胱はパンパンで、麻酔をかけて尿道にカテーテルを入れ、尿を抜く。かなりの量がたまっている。先生は塊が気になるとのこと。私も同じ。様子を見て、明日、開腹手術を行うことを検討。麻酔からさめたあと、アルはずーっと寝ていた。無理もない。ここ数日、眠っていないのだ。夕方、目覚めて水を飲む。バイトと少量の餌を口にする。膀胱にはたまっていないはずなのに、力む。これは前日とかわらない。すぐさま病院へ連絡すると「膀胱は空なので、そのまま様子を見てください。明日、開腹しましょう」とのこと。夜、昨日より眠りが長い。10分くらい寝ている。でもすぐに起きて力み始める。それが一晩続いた。(尿検査:比重1.030,pH6,蛋白質2+,ブドウ糖-,ケトン体-,ビリルビン-,潜血+)
【支払い合計\5,617(診察料\600+処置料\1,200+内用薬\480+画像診断料\500+麻酔料\2,500+投薬瓶スポイド付\70+税\267)】
2003年3月12日
昨日の朝よりも落ち着いているが、力みはかわらず。11時ごろ着くように病院へ行く。エコーで2つの塊があることを確認。とりあえず、麻酔をかけずにカテーテルを尿道へ通すことを試み、成功。しかし暴れて1回分の尿しか抜けず。
1時に手術を開始することが決まる。私はそのまま預けて仕事へ。午後3時前、電話で手術が終わったことを告げられる。膀胱の左右に水溶液の入った袋が2つあり、一つには膿が8ml、もう片方には尿が3ml入っていたそうだ。人間で言えば体重50kgの人間に500mlの膿がたまっていたことになる。単なる便秘と処理していたことを激しく後悔した。先生の話では、どちらも膀胱と癒着しており、特に膿の入った袋は、骨盤の奥に達していたため、切除ができない状態とのことで、今後の打開・妥協策を考えなければならない。夕方、アルに会いに行ったが眠っていて反応してくれなかった。写真を見ながら先生が説明をしてくれた。内容物も見せてくれた。連れて帰ってもいいと言われたが、金曜日は私も旦那も会議や出張で面倒を見れないため、明日の夕方に迎えに来ることを告げ、帰った。
2003年3月13日
朝、アルの顔を見に病院へ行く。夜、騒いだらしく餌が床にばら撒かれていた。便と尿が確認できる。ひとまず安心し、アルを出して手術の痕と膀胱の状態を確認した。夕方、迎えに行くと、餌もよく食べ、水もよく飲んだと言われた。排便するとき少々力むが、排尿するときは力まず。抜糸は10日後、17日の予定だったリュープリン注射も傷にさわるので10日以降となった。これから抗生物質の投与が始まる。傷もそうだが、子宮断端膿腫を抑えるためにも必要だ。膿腫を膣につなげることができればいいのだけれど・・・などと考えてみる。どの程度で膿がたまるのかわからない。不安だが、排尿と排便の問題を除いたら、アルはかなり元気なので前向きに対処していこうと心に決める。家に帰ったアルは、1度、部屋中の探検をした後、いつものポジションで寝に入った。食欲は旺盛。寝て起きてはトイレへ行き、食べて寝る。排泄は順調。さすがに手術で体力が落ちたのか、頻繁に歩き回る事はないが、幸せそうな寝顔を見ていると、私もがんばらねばと思う。
【支払い合計\22,312(診察料\600+注射料・点滴料及び薬剤料\2,000+内用薬\450+麻酔料\6,000+手術料\10,000+入院[2日分]\2,200+税\1,062) 】
副腎を患っていると子宮断端膿瘍にかかりやすいようですので、内科的処置をとっている方は、排便や排尿困難の症状が出たら、すぐに病院へ行ったほうがよいようです。
2003年3月25日
術後10日たったので、抜糸をした。一昨日くらいからかなり激しいバトルを挑んできている。先生や看護婦さんがあきれるほど元気。看護婦さんと私で押さえ、先生がハサミとピンセットを持って抜糸。かなり嫌がった。その後、エコーで膿腫と膀胱の状態を見た。膿腫に膿がたまりつつあった。約半分くらいか。膀胱に尿がたまっていず、膿腫がもっと大きければ、外から針をさして抜くことができるとのこと。いざとなったら、麻酔をしてカテーテルで尿を抜き、針で膿を抜くことができないかなぁ・・・と思いながら帰った。
この日、子宮断端膿腫の手術で遅れていたリュープリンの注射をした。抜糸も。一昨日までは小さかった陰部の腫れも、今日は大きい。それ以外は元気いっぱい。体重は900g。
【支払い合計\18,690(診察料\600+注射料・点滴料及び薬剤料\16,200+内用薬\500+画像診断料\500+税\890)】

陰部の腫れ:大きくなった!
脱毛:なし
食欲:旺盛
行動:活発、
トイレ:排便時にキバル
2003年4月4日
昨夜から排尿困難が明らかになったので、朝一で病院へ行った。とりあえず、膀胱の尿の量を見て、麻酔をかけて針で膿を抜く処置をすることを先生と話し合い、そのまま預けて仕事に行った。3時過ぎに先生から電話があり、アルが自力で排尿をしていたので、膀胱に尿がたまっていず、そのまま処置を行って6mlほどの膿を取り出したと報告を受けた。20日で6ml。とりあえず、開腹を行わずに膿を取り出せたのは幸せだろう。夕方6時過ぎに迎えにいったとき、アルは反応が悪かった。麻酔の影響でボーっとしているのだろう。家につれて帰り、キャリーから取り出したら、水をたっぷり飲んでバイトを舐めた。しばらくしたら震えだしたので(麻酔から冷める時は寒く感じる)、フリースに包んでホットカーペットで暖めたら、そのうち落ち着いて眠った。

※胸から腹部にかけて脱毛。背中は毛変わりで生えてきている。

【支払い合計\6,930(診察料\600+処置料\1,500+内用薬\500+画像診断料\1,000+麻酔料\3,000+税\330)】

2003年4月16日
抗生物質がなくなったので病院へ定期健診に行った。エコーで見てみると、膿と尿がたまりつつある複数の塊が見えた。また、10日後に針で抜くことになりそうだ。抗生物質を泌尿器系に効くタリビットに変更することになった。噛むと苦いらしい。半分に割って使用するので、そのままゴックンと飲ませなければならないようだ。今まではパセトシンという苦味が少ない物を投与していたので、粉にして色々なもの(フェレトーンやヨーグルトなど)に混ぜて飲ませていたから楽だった。1日1回の投薬で済むらしいが、工夫が必要かもしれない。
【支払い合計\2,362(診察料\600+内用薬\650+画像診断料\1,000+税\112)】
2003年4月26日
抗生物質がなくなったのと、前回の膿抜きから20日ほど経ったのとで、病院へ行った。アルの排尿は後切れが悪いながらもそれなりの量が(結構ふつうに)出ている。どの程度、膿がたまっているのか、検査のつもりもあった。病院でエコーを取る。それなりに大きな塊が見える。先生によると、だいたい2cmほどの大きさらしい。膿を抜くのは全身麻酔なので、できるだけ回数は少ない方がいい。よって、排尿困難の症状が出たら、処置をすることにし、今日は抗生物質のみをもらって帰った。(リュープリンの注射はひとまず中止。腹部はほとんど完璧にハゲ。背中も薄くなってきている)毛代わりの時期には、きちんと生え変わったので、とうとうきたか・・・という感じ。
【支払い合計\2,205(診察料\600+内用薬\1,000+画像診断料\500+税\105)】

陰部の腫れ:大きくなった!
脱毛:腹部は完全にハゲ。背中も薄くなりつつある
食欲:旺盛
行動:活発、
トイレ:排便時にキバル。
2003年5月14日
一昨日の夜、腹部にポッコリと突起があるのに気づいた。新たな病気かと気になって、昨日の朝、病院に電話を入れた。尿は少なかったり多かったりとマチマチではあるが、とりあえず排尿できている。でももらっていた薬もあと3日分になったし、そろそろ行かなければと思っていたから「どうしましょう」と相談をした。「そうですね、突起も気になるし、明日」ということで、夜が明けるのを待って、アルを病院へ連れて行った。以前のように切羽詰まった状態ではないので、本イタチは気楽にキャリーの中のハンモックで爆睡していた。10時半頃、病院はすいていて、そのまますぐ先生が見てくれた。気にしていた突起は膿がたまっている部分のようで、ひとまず安心した。先生も私の話で(肋骨の下と説明していた)、腎臓かと思っていたようで、「あぁ、ここですね」と拍子抜けの様子だった。排尿ができている状態で麻酔をかけるのは負担を考えると気が進まないとのことだったが、出ないときは力んでも点々としか排尿されないことなどを考えると、ここ数日の問題でしかないので、お願いして膿を抜いてもらうことにした。そのまま預けて、4時半頃、引き取りに病院へ再度行った。このときは患畜が多くってびっくりした。考えてみれば、犬はワクチンとフィラリア予防の時期だから、当然かも。ただ一人、フェレットを連れた女性にあったのが、少々嬉しかった。話を聞いてみると3歳になるメスのフェレットで、陰部が腫れてきているのでホルモン注射を打っているということだった。脱毛はまだらしい。その子も元気にカリカリやっていた。その人と、うちは7歳でこんなこんなで・・・と、副腎の話や注射の値段など話をした。しばらくして、呼ばれたので診察室へ入った。隣の部屋で先生がケージからアルを取り出してキャリーへ入れるのが見えた。プランプランしていたアルは、下半身の毛が白く、体が小さく、まるでベビーのように見えた。麻酔からはさめているけれど、まだ眠いらしく、ちょっと匂いをかいだらハンモックで丸くなって眠った。先生は「30ccだった」と言って、膿を入れた容器を見せてくれた。「30!」耳を疑った。よくまぁ、そんなにたまっていたものだ。膿がたまる胞が大きくなっているのだろう。「脾臓も大きくなっているので、抗生物質にステロイドをまぜた薬を用意しました」と言われた。餌にふりかけて食べさせてよいとのこと。半分くらい口に入ればOKだそうだ。家に帰ったアルは、ちょっと寝て、起きて薬のかかった餌をバリバリ食べ、水を飲み、また寝た。それからメロンの汁を舐めに起きて、ウンチをして寝た。寝顔を見ていると本当に愛しい。がんばれ!闘病中の仲間達!
【支払い合計\7,030(診察料\600+処置料\1,500+内用薬\1,100+画像診断料\1,000+麻酔料\2,500+税\335)】
2003年6月14日
リュープリンの注射復活!今日は膿を抜いてもらおうかと思って病院へ行った。けれども尿も出ていて膀胱も膨れていない状態だったから、先生はもうちょっと待つことを選択。毎回、この判断は難しい。でも、麻酔をかける回数はできるだけ少ない方がよいので、もうちょっと様子を見ることにした。で、リュープリンの注射は復活。腹部はもちろん、背部の抜け毛もひどいためと、陰部もかなりハレているから。文献にもリュープリンは打ったほうが良いと出ていたらしい。だろうなぁ。4ヶ月に1回打つ注射は薬価が20万もするらしい。そんなのがあるのかぁ、と連れと先生と三人で変に感心していた。もちろん薬はそれではないが、それでもリュープリン注射は毎月\17,000なり。現在、7歳2ヵ月。
【支払い合計\17,640(診察料\600+注射料・点滴料及び薬剤料\16,200+税\840)】

陰部の腫れ:かなり大きくなった!
脱毛:背骨が完全に見える
食欲:旺盛
行動:活発、
トイレ:排便時にキバル
2003年6月28日
1ヶ月以上もたっているが、それなりに尿は出ている。何となくもうそろそろと思いながら数日たったが、抗生物質も3日分ほどしかなくなったので、土曜日、膿み抜きに行った。体重は800g。エコーで膿腫の大きさの確認をして、膿み抜きをすることを決め、先生に預けた。腹部が出てきているのが気になって、先生に言った。先生も気になったらしく、膿腫の位置と大きさを把握して、触診をしながら「脾臓ですね」と言った。私はウームとうなった。膿み抜きの作業は、麻酔がかかる時間と麻酔からさめる時間などを含めて約1時間ほどだということだったので、待合室で待たせてもらった。その時、他に患畜はいなかったが、アルを預けた後、すぐに犬が4匹ほどやってきた。大繁盛だ。見ていると、先生はアルに麻酔を打って保温室へ入れ、犬を一匹診察し、アルを連れてきて吸引麻酔をしていた。最初に麻酔をしたときは、注射だけでそれこそ死んだようになったのだが、今回はどうもそうではなかったようだ。麻酔を吸引しているとき、アルの体が痙攣するのが見えた。そういうのを見ると、麻酔からさめなかったらどうしよう……などと思ってしまう。麻酔が効いた後、再びエコーで膿腫の位置を確認し、注射針をさし、膿を抜き取っていた。膿は2本と少しとれていた。前回と比べると少ないが。20mlは越えているようで、あとで見せてもらったら、立派な膿(粘りと色と)だった。腹部はもちろん、背中とシッポの毛が抜けてみすぼらしい格好になってきているアルは、歩き方もかなりの年寄りで、先生からも「歳ですねぇ」と言われてしまった。「えぇ、いつでも……と覚悟はしているんですけど」と答えたが、本当に覚悟ができているかは不明だ。今回、麻酔からさめるのは早かったが、うつらうつらという状態は4・5時間続き、途中で餌をがっついては吐いたりした。でもそれなりに復活し、スイカの汁を飲んだり、桃の汁を飲んだりしている。食欲は旺盛で、全開で旦那に甘えている姿を「なんで私には甘えないんだよぉ」と言いながら、見守っている状態。
【支払い合計\7,140(診察料\600+処置料\1,500+内用薬\1,200+画像診断料\500+麻酔料\3,000+税\340)】
2003年7月14日
家のエアコンの調子が悪いので、同伴出勤をした。金曜日に続き2日目。明日、電気屋さんが来るので次からは無い予定。でもって、リュープリン注射の時期になったので、帰りに病院へ寄って注射をしてもらった。営業時間は7時までの病院は、犬や猫などの患畜で待合室はいっぱい。やっと順番がきて、注射を打ってもらった。アルはぴくりともせずに大人しく、ほっとした。体重は800gで変わらず。食欲もあるし元気もいっぱい。私の職場では、絨毯の上を無いシッポの毛を逆立てながら興奮しまくりだった。まだ膿を抜くには間がありそうなので、先生に抗生物質が残り少なくなったことを告げたら、今日は時間が無いので郵送してくれるとのこと。私もこのところ仕事が忙しくてなかなか来れそうにないから、お願いすることにした。
【支払い合計\18,900(診察料\600+注射料・点滴料及び薬剤料\16,200+内用薬\1,200+税\900)】

陰部の腫れ:やや小さくなった?でも変わらないかも・・・
脱毛:進行中。シッポはほとんどネズミ状態
食欲:旺盛
行動:寝てることが多い、
トイレ:排便・排尿時にキバル。
2003年8月08日
お盆休みの前に膿を抜きに行かねばと思っていた。病院の診察予定を見てみたら、来週の火曜日まではOKだったけど、薬があと3日分しか残っていなかったので、今日連れて行くことにした。排便が気になっていたし、排尿するときにキバっていた。病院についたらすぐに診察室に通された。今日は台風がきていたから患畜は少ないだろうと思っていたが、それほど閑散としていたわけではなく、診察室に入った後、待合室には猫がすぐにやってきていた。「あまりたまってないね」と先生はアルを触りながら言った。「え、そうですか?でも、排便があまりなくなってきたし、尿をするときも力みます」と答えて、いつものようにエコーで見てみた。ほんとだ。あまり溜まっていない。ウーム。確かに排便が少なくなっていたのだ。一日に一回ある程度で、これは普通の状態ではないことは明らかだったし、おしっこをする時もかなり力んでやっていた。「だいたい今まで40日〜45日くらいの間隔で膿を抜いていたんですよねぇ・・・抜き時といえば抜き時なんだけど・・・」とうなった。「麻酔が心配だ」と先生。キャリーから出したアルは腰が泳いでいた上、体重700gになっていたから。「そうですねぇ。今回は大丈夫だとしても、次が怖いですね」と言いながら、アルの体を二人でさわりまくる。「足の筋肉が細くなってるね。ほら、これが脾臓」「体重が増えないのは、脾臓が大きいせいですか?ガン化して栄養をとられているとか」「違う。脾臓は炎症を起こして大きくなっている。体重が増えないのは、歳をとっているのと、副腎のせいでしょう」アルがいやーんという風に足でキックをする。「麻酔をせずに抜くのは無理ですね」「そうですね」「じゃ、麻酔をして抜きましょう」ということで、麻酔注射をした。麻酔が効くまでちょっと時間があるので、先生は猫の診察をした。それから注射で膿を抜いた。8ml。「やっぱり少なかったですよ」そう。いつもと比べると少ない。でも体重700gで8mlは多い。「これが脾臓ですね。ここまできている」先生は麻酔のきいているアルの脾臓を動かして見せた。「あぁ、だいぶ大きいですね」「でも前の方が大きかったですよ」「え?そうなんですか?ステロイドがきいているってことですか?」「効いているんでしょうね。膿が少ないのも抗生物質が効いているのかもしれない」と先生は言った。私はアルの足の付け根あたりを触って、膿腫がペッタンコになっていることを確認した。それから目覚めの注射を打ち、アルが麻酔からさめるのを待ちながら世間話になった。「この前フェレットに噛まれて、まだ痛いんです」と先生は指をだして見せた。7mmほどの傷があった。「裂けたんです」と先生。獣医師も大変だなぁ。「今、フェレットって何匹くらいみているんですか?」「うーん・・・生きているので170匹くらい」「えー!増えましたねぇ」びっくりだ。まぁ、確かに、ペットショップでは何匹も入ってきたベビーがすぐにいなくなるのだから、飼っている人も増えているんだろう。願わくば、みんなが幸せでありますように。「今、ウサギが多いですね」「ウサギですか?」「しかも噛むウサギ」「え?ウサギが噛むんですか?」「飼い主さんが『気をつけてください。噛みますから』と言うんです」「あらぁ〜」と驚いた。それから私が小さい頃ウサギを飼っていて、逃げ出して農家の友達の畑で目撃された話をした。そんなこんなしていると、アルが目を覚ました。ほっと一安心をして、薬をもらって帰った。
【支払い合計\6,090(診察料\600+処置料\1,500+内用薬\1,200+麻酔料\2,500+税\290)】
2003年8月12日
リュープリンの注射。お盆休み前で多いかと思っていたが、そう心配するほどではなかった。アルはおとなしく注射を打たれた。リュープリンの効果があるのかどうかは不明だ。ハゲも陰部の脹れも治らないから。アルはこのごろ寝ている時間の方が多い。それなりに食欲もあるし、起きてるときは部屋を探検している。ま、こんなものかな。
【支払い合計\17,640(診察料\600+注射料・点滴料及び薬剤料\16,200+税\840)】

陰部の腫れ:大きい
脱毛:進行中。シッポはほとんどネズミ状態。背中は後ろ半分が脱毛。
食欲:ある
行動:寝てることが多い、
トイレ:排便・排尿時にキバル。排尿は切れ切れ。
2003年9月1日
土曜日から旅行へ行った。出かける前に薬を数えたら、月曜日の分がなかった。旦那が土曜日にとりに行ってくれるとよいのだけれど、そんなことをしそうではなかったので、月曜日に帰る途中で病院へよることにしていた。4時くらいに着いたら、待合室はいっぱいだった。3時すぎに電話を入れていたけれど、まだ用意はできていなかった。そこで受付のところで立って待っていたら、同じように隣で立って待っている人のバスケットの中からカリカリと聞きなれた音がした。お!フェレットか?と思っていたら、その人がふたを開けて入れた手に、フサフサの毛のフェレットが甘えていた。おー!やっぱり!と心の中で思いながら、話しかけるのはやめた。まだそこそこ若い(アルと比べるとどの子も若いんだけど)フェレットで、顔の感じからニュージーランド産のようだった。アルの方が可愛いな(もちろん相手がどんな子でもうちのこの方が可愛いんだけど[笑])と心の中でつぶやいた。その子が診察室に入ってしばらくして、薬ができた。20日分。尿もたっぷりと出ている現状では、次にアルと来院するのがいつのなるのかわからない。薬を受け取って、天神によらず、すぐに帰った。フェレットを見た後では、やっぱりすぐに会いたくなったから。2日ぶりの再会は、いつもと変わりなかった。
【支払い合計\1,260(内用薬\1,200)】
2003年9月17日
リュープリンの注射をした。病院には出る前に電話をしておいた。薬の調合に時間が必要だと思ったし、患畜が多いようなら午後にしようかと思ったからだ。でも来てもいいとのことだった。行ったら待合室にフェレットをつれた男性がいた。おー!フェレットだ!と嬉しくなって「お仲間だ」と口に出して言ったら、男性もこちらのケージをのぞいて、ちょうど顔を出していたアルを見て「おー!」と反応していた。年齢を聞いたら4歳半くらいだそうで、「うちは7歳半ですよ」と言ったら「ずいぶん長生きですね」と言われた。年齢はできるだけ言うようにしている。それは自慢しているのではなく、こんなに長生きができるんですよ・・・という例を見てもらって、病気になってもあきらめずにがんばって欲しいという意思表示のつもり。まぁ、これも自己満足の世界かぁ・・・体重は700gで変わらず。膿はたまっていなかった。注射の時、針がIDカプセルに当たったらしくなかなか入らないのを先生があきらめずに力を入れてしまって「ギャァ!」と叫んだ。初めて聞いたアルの叫び声だった。「カプセルにあたったんでしょう」と私がフォローし、お尻に打つことになった。先生はしきりに「痛かったね」と言って、暴れたため傷になって血が出ていた注射痕をアルコールで拭いていた。私は「大丈夫ですよ」と言って、このところ気になっていたゼエゼエいう呼吸についてきいた。たまに、起きた後とか、苦しそうにゼエゼエやることがここ2、3日続いていた。鼻がつまったような音もしていたから風邪かとも思っていたが、音が肺に水が溜まっているときの音にも似ていたので、気になっていた。聴診器で音を聞いた先生に「雑音が聞こえますか?」ときいたら「いや、ぜんぜん。何もない」とのこと。体のハゲが進行したし、ずーっと冷房の部屋にいるので体調を崩したのかもしれない。「抗生物質を飲んでいれば気管支系は治るんだけど・・・あ、あまり食欲ないのか・・・」と言葉を止めた先生に、「全部飲ませた方がいいですか?」ときくと「うん」とのことだったので、バイトにでも混ぜて飲ませることにした。今日はこのまま職場へ直行。また相変わらず、居室では興奮しまくって探検するんだろうなぁ。
【支払い合計\18,900(診察料\600+注射料・点滴料及び薬剤料\16,200+内用薬\1,200+税\900)】

陰部の腫れ:大きい
脱毛:進行中。
食欲:あまりない(バイトは喜ぶ。餌は半分ほど残す)
行動:寝てることが多い。部屋の探検はする。
トイレ:排便時には多少キバル。排尿はたっぷり。
2003年10月25日
リュープリン注射。先週、連れて行くのを忘れたため、少々遅れてしまった。体重は700gで変わらず。子猫の餌を与えているのが良いのかもしれない。元気はあって、部屋の中を探検してまわり、おしっこやウンチをしてくれる(涙) 寒くなってきたので、布団にもぐりこんできたり、旦那のズボンの中に入り込んだりするようになった。背中もお腹もハゲなので、寒さはこたえるようだ。病院で先生が触診をしたら、脾臓が小さくなっていた。そのため、ステロイド剤を減らすことになった。膿はたまっていない様子である。この頃、起きぬけに鼻づまりが頻繁に起り、呼吸が大変だったりするけれど、旦那が鼻をすってやったりしてなんとかやってきている。どうもお正月をこせそうな気配で嬉しい。
【支払い合計\18,627(診察料\600+注射料・点滴料及び薬剤料\16,200+内用薬\940+税\887)】

陰部の腫れ:変化なし
脱毛:進行中。
食欲:旺盛。現在、子猫用の餌のみを与えている。
行動:寝てることが多い。部屋の探検はする。
トイレ:排便時には多少キバル。排尿はたっぷり。問題なし。
2003年11月15日
昨日、病院に電話をかけた。「薬がなくなったのですが、連れて行かなくて薬だけもらいに行くのでもよいですか?それとも連れて行った方がいいですか?」それに対して先生は「できれば連れてきてください」と言った。10月25日にリュープリン注射を打ちにいった時、脾臓の腫れが引いていたので、ステロイドを減らした薬になっていた。それがどのようになっているのか確かめる必要があるかなと思って、とりあえず電話で聞いてみた。本当は仕事が忙しいので、帰りに寄って薬だけもらいたかった。でも、アルの命にかかわることなので手抜きはできない。ということで、今日、午後から入試の面接官となっているにもかかわらず、アルを病院に連れて行った。体重は変わらず700g。よかった。食欲も元気もある。先生はアルのおなかを触って、脾臓の様子と、膿の様子を確かめていた。「小さいね。膿もたまってない」「小さいですか?よかったです。膿はたまらなくなりましたねぇ〜おしっこもウンチもちゃんと出てます」と言っていたら、呼吸がぜぇぜぇいいだしたので、先生が聴診器で様子を見ていた。「まだ出ますね」「前より少なくなったんですけど、出ますね」と答えた。寝ているところを無理やりに起こすと、よくなるようだ。それで、結果として、心臓の薬も加えて薬を出してくれた。歳をとると心臓が弱るので、これは老衰の一種なのだと思う。
【支払い合計\1,632(診察料\600+内用薬\955+税\77)】
2003年12月5日
遅いリュープリンの注射。体重は700gで変わらず。肩のあたりまで脱毛が進んできつつあるのがわかる。このごろはよく寝ていて、病院についたときも寝ているのを「ごめんね」と言いながら出して注射を打った。このところ、先生は見るたびに「年取ったねぇ」と言う。確かにそうだけど、それもここ数ヶ月続いていることなので、今さら・・・と苦笑してしまう。左後ろ足がうまく制御できていないらしく、餌を食べる時によろけて転ぶことが多くなった。そこで、柔らかなクッションを左側面にあてがって餌を食べさせたり、膝にのっけて食べさせたりとしている。11月25日から旦那がリフレッシュ休暇で家に居るので、ほとんど24時間相手をしている。部屋ではホットカーペットの上に出している毛布に潜り込んで寝ているらしいが、時折、ファンヒーターの真正面に体を持ってきて「そこは熱いんじゃない?」という格好をしている。寝ている様子を見ていると、呼吸のたびに体が大きく揺れている。痩せも進んで骨と皮になった(体重が変わらないのが不思議なくらいだ)。気分がいいと、転びながらも部屋中を探検している。というわけで、12月中の薬ももらってかえった。年末は30日までやっているそうだ。28日くらいに薬をもらおうかと思う。
【支払い合計\18,642(診察料\600+注射料・点滴料及び薬剤料\16,200+内用薬\955+税\887)】

陰部の腫れ:変化なし
脱毛:進行中。
食欲:ほどほど。
行動:寝てることが多い。部屋の探検はする。
トイレ:排便時にはキバル。排尿はたっぷり。問題なし。
2003年12月7日
本日、午前11時35分頃、アルが天国へ旅立ちました。その時の様子は、いろんなお話「アルの死亡時の様子」をご覧ください。
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